NECは、統合運用管理ミドルウェアの最新版「WebSAM Ver.7」の販売活動を開始した。運用管理基盤の強化やGUIの視認性、操作性の向上などが行われている。
NECは3月20日、統合運用管理ミドルウェアの最新版「WebSAM Ver.7」を発表、同日より販売活動を開始した。
本製品は、社内システムの複雑化や変化に対応するために、シンプルな運用を追及したミドルウェア。最新版では、企業のITシステム全体の統制を可能にする運用管理基盤「WebSAMフレームワーク」の強化、オペレーションミスを軽減するために人間工学に基づいて視認性・操作性を向上したGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)の採用、作業手順や障害対処を容易にするナレッジ機能の提供などが行われている。これにより「全体統制型システム運用管理」を実現できるという。
WebSAMフレームワークでは、例えば運用管理情報を一元化するデータベース「WebSAM CMDB(Configuration Management Database:構成管理データベース)」を強化し、仮想化を実現する「論理CMDB機能」を開発。これにより、サーバやストレージなどの物理的な機器情報と、人事システムや経理システムといった業務システムの情報とをひも付けることが可能となり、運用管理に必要な情報を手間をかけずに収集・分析することができるという。
希望小売価格は、統合運用管理「WebSAM MCOperaitons」が479万1200円(税別)から、サーバ管理「WebSAM SystemManager」が78万7100円(税別)から、アプリケーション管理「WebSAM ApplicationNavigator」が62万7600円(税別)からとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「Windows 10」のサポート終了が迫っているものの、まだ「Windows 11」に移行していないユーザーは少なくない。そうした中で、従来の常識にとらわれない“新しい移行の形”が注目を集めている。
クラウド移行する企業が増え、この流れは加速することが想定されるが、一方でオンプレミスは現在も活用されている。このハイブリッド環境ではデータが分散するため、セキュリティの観点から統合的に可視化することが求められる。
ランサムウェアが猛威を振るう中、バックアップの重要性に注目が集まっている。迅速な復旧を目指す場合、バックアップとHAクラスタリングの併用が求められるが、問題は両者の相性だ。ここでは「Arcserve Backup」との相性を検証した。
仮想マシンは長年ITインフラの中核を担ってきたが、クラウド時代を迎えてコンテナ技術が台頭し、これに取って代わろうとしている。この過渡期において、仮想マシンとコンテナが混在する環境の運用を合理化するための方法を探る。
デジタルファーストの世界が到来し、技術的なニーズが高まる一方、ITサービスとIT運用がサイロ化し、イノベーションの妨げになっているケースは少なくない。この問題を解消するための「3つのアプローチ」とは?
生成AI時代のPCの選び方 価格だけでは見えない「AI PC」の価値とは (2025/5/15)
デザイン性も機能性も“インカム越え”? 進化した接客用連絡ツールの特徴は? (2025/4/14)
「PoCをした企業」がほぼ導入するアプリケーション監視の新たな解決策 (2025/4/8)
DX推進に向かうにはまず守りの業務の改善から (2025/3/6)
企業のIDを内外から狙う攻撃が急増 ID漏えいを前提とした対策が必要な時代に (2025/3/3)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。