2008年04月03日 07時30分 公開
特集/連載

無線セキュリティ──WEP暗号化の仕組みいまだに使ってますか?

WEP暗号の脆弱性は何年も前から知られていたにもかかわらず、これを使い続けていた小売業者のTJXは4500万件を超える個人情報を流出させた。あらためてWEPの仕組みと欠点を確認しておこう。

[David B. Jacobs,TechTarget]

 不十分なセキュリティ対策が原因で大手小売企業において発生した有名なデータ流出事件がある。広く報じられたこの事件をきっかけに、セキュリティプロトコルの選択肢が注目されるようになってきている。今回は2回シリーズの第1回としてWEP(Wired Equivalent Privacy)について説明し、次回ではWPA(Wireless Protected Access)とWPA2について説明する。

 この事件に関するメディアの報道によると、ハッカーは店舗内のIEEE 802.11信号を傍受できた。彼らは公開されているソフトウェアと一般的なノートPCを使い、このネットワークで利用されていた暗号を破ってパスワードとクレジットカード情報を記録することに成功した。

 ハッカーは、WEP暗号が簡単に解読されてしまうことが何年も前から知られていたにもかかわらず、この小売業者がWEPを使い続けていたことにつけ込んだ。WEPの脆弱性は、その仕組みのシンプルさに起因している。

関連ホワイトペーパー

暗号化 | IEEE | 無線LAN


ITmedia マーケティング新着記事

news046.png

B2Bマーケティング支援のFLUED、国内のEC/D2C企業20万社のデータベース「StoreLeads」を提供開始
B2Bマーケティング・営業DXを支援するFLUEDは、カナダのLochside Softwareが提供するECサ...

news054.jpg

サブスク動画配信サービスの市場規模が5000億円超え 最もシェアを伸ばしたサービスは?――GEM Partners調査
定額制動画配信サービスの市場規模は2020年以降、堅調に拡大しています。ただし、成長率...

news044.jpg

ビルコム、PR効果測定ツール「PR Analyzer」に海外ニュースのクリッピング機能を追加
ビルコムは、クラウド型PR効果測定ツール「PR Analyzer」に新機能「海外メディアクリッピ...