仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を強化。仮想PCサーバセット「Express5800/120Rj-2 VPCC仮想PCサーバ」、エントリーモデル「US110E」、デュアルディスプレー対応シンクライアント端末「US300」を発売した。
NECは4月7日、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」の新版を発表、同日より販売を開始した。特徴は、仮想PC型シンクライアントシステム管理サーバに搭載するソフトウェアの運用管理機能を強化したこと。エンドユーザーの作業負荷に応じて自動的に仮想PCや仮想PCが稼働するサーバの台数を増減させることで、シンクライアントシステム全体の消費電力を従来PCと比べ年間最大62%低減できるという。
具体的な新製品としては、最小10ユーザーからの仮想PCサーバセット「Express5800/120Rj-2 VPCC仮想PCサーバ」(150万円)のほか、シンクライアント端末のラインアップ強化として、手のひらサイズのエントリーモデル「US110E」(3万6000円)およびデュアルディスプレー対応の「US300」(6万2000円)を販売開始した(価格はすべて税抜き)。
Express5800/120Rj-2 VPCC仮想PCサーバ1台で最大50台の仮想PCを導入可能。仮想PC型シンクライアントシステムのサーバに必要なハード/ソフトを一式セット化している。シンクライアント端末100台導入規模のシステムを構成した場合、クライアント端末1台当たりの初期導入コストを従来の約15.4万円から約13.4万円に低減したという。
このほか、CD-ROMやUSB-ROMから起動することで、既存PCをVirtualPCCenterのシンクライアント端末として利用可能にする仮想シンクライアントソフトを強化し、「SigmaSystemCenterソフトウェア シンターミナル 2.1」の名称で発売した。価格はCD-ROM版が1万5000円から、USB-ROM版が1万9800円から(ともに税抜き)。
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