日立、PCサーバ「HA8000シリーズ」に仮想化ソフト標準搭載モデルを追加NEWS

「HA8000-es/RS210、RS220」のラインアップにVMwareの仮想化ソフト「VMware ESX Server 3i」を標準搭載した「VMware ESX Server 3iモデル」を追加した。

2008年04月18日 19時04分 公開
[TechTargetジャパン]

 日立製作所は4月18日、ラックマウント型PCサーバ「HA8000シリーズ」において、VMwareの仮想化ソフト「VMware ESX Server 3i」を標準搭載したモデルをラインアップに追加し、販売を開始した。第一弾として2プロセッサモデル「HA8000-es/RS210、RS220」のラインアップに仮想化機能を標準搭載した「VMware ESX Server 3iモデル」を追加した。

画像 HA8000-es/RS220 VMware ESX Server 3iモデル

 専用の不揮発性メモリにVMware ESX Server 3iが組み込まれており、HDDへの仮想化プログラムのインストール作業が不要となっているため、比較的容易に仮想化環境を導入できる。また、アップグレードライセンスの購入により、VMware ESX Server 3iを「VMware Infrastructure 3」にアップグレード可能だ。

 価格はHA8000-es/RS220が93万300円から、HA8000-es/RS210が91万3500円から(ともに税込み)。

 同時に、HA8000-es/RS210、RS220の全モデルにクアッドコアXeonプロセッサ 5400番を採用。HA8000-es/RS220では、HA8000シリーズの標準モデルHA8000/RS220と比較して最大約20%の省電力化を実現している。

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