2008年07月15日 08時00分 公開
特集/連載

クラウドベースのBIは受け入れられるか?オンデマンド型データウェアハウジング登場

AmazonのEC2などのクラウドコンピューティングモデルでは、BIやデータウェアハウスシステムを社内で運用するよりも安価で、かつ迅速にデータにアクセスし、分析することが可能だ。

[Jeff Kelly,TechTarget]

 創業して1年余りのデジタルコンテンツアーカイブベンダーのSonianのインフラは、ほぼ完全にクラウドベースである。社内ではサーバやデータセンターストレージを運用していないのだ。同社が利用しているデータウェアハウスプロバイダーのVertica Systemsが5月に分析データベースをオンデマンドで利用できるようにしたとき、Sonianの幹部はためらうことなく、社内のVerticaデータウェアハウスをクラウドベースのバージョンに置き換えたという。

 「当社はクラウドベースのアーカイビングソリューションを提供している」とSonianの創業者のグレッグ・アーネットCTO(最高技術責任者)は話す。「Verticaのクラウド版は、コンピューティングやストレージサービスと同じようにサブスクライブできる管理サービスであり、当社のビジネスモデルには最適だ」

 Sonianでは、ホスティング型電子メール/IM(インスタントメッセージング)アーカイブサービスを顧客に提供している。ユーザーのメタデータがVerticaのオンデマンドデータウェアハウスにロードされると、SonianはWebベースのサービスを通じて、そのデータをユーザーが分析できるようにする。Verticaのデータウェアハウスは、AmazonのElastic Compute Cloud(EC2)によってホスティングされている。EC2はAmazonのWebサービス事業の一部であり、Verticaのような顧客は、社内のサーバを使用する代わりにAmazonの(言い換えればクラウド内の)サーバキャパシティーをレンタルするのだ。顧客は需要の変動に応じて、レンタルするサーバのキャパシティーを増減することができる。

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