ノークリサーチが、中堅・中小企業における販売管理/購買管理アプリケーション導入状況に関する調査結果を発表。単体パッケージ製品の導入が進む一方、中堅企業ではERPパッケージの導入も進んでいる。
ノークリサーチは9月26日、国内中堅・中小企業の販売管理/購買管理アプリケーション導入状況に関する調査結果を発表した。同調査は2008年6〜9月の間に、年商5〜500億円規模の国内民間企業約7000社を対象に実施、有効回収票は1765件だった。
現在導入されている販売管理/購買管理アプリケーション全体の中に占めるパッケージ製品の割合は64.8%となっており、2006年調査での58.2%、2007年調査での63.0%から着実に増えている。また、パッケージ製品のシェアではOBCの「商奉行」「蔵奉行」が全体の4分の1を占め、これをOSK、ピー・シー・エー、弥生の3社が追う形となっている。また、この上位4社の製品で全体の半分以上のシェアを占めている。
さらに年商50億円未満の企業だけを見ると、上位4社のパッケージ製品で70%のシェアを占める。一方、年商50億円以上の企業ではパッケージの単体製品ではなく、ERPパッケージの販売管理/購買管理モジュールを利用するケースも多く見られる。ノークリサーチでは、中小企業クラスでは単体パッケージ製品を、中堅企業クラスではERPパッケージ製品を導入する流れができつつあるとしている。
パッケージ製品シェア上位4社の製品満足度調査では、OSKの「SMILEシリーズ」がトップの評価を得たが、他社製品も総じて高い評価を得ている。また、今後の利用予定シェアではOSKの「SMILEシリーズ」が23.0%でトップ、これにOBCの「商奉行」(16.5%)と「蔵奉行」(12.9%)が続いている。ノークリサーチでは、今後もOBCの製品が安定した売り上げを保つとともに、SMILEシリーズがシェアを伸ばしていくと予想している。
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