Webメール機能を追加することで、利便性向上とセキュリティ強化を両立したメール環境の構築と運用を支援する。
NECとNECソフトは1月19日、NECのインターネットアプライアンスサーバ製品シリーズ「Express5800/InterSec」のオプション機能として、Webメールソフトウェア「WEBMAIL-X」を追加すると発表した。Webメール形式でユーザーの利便性を高め、誤送信防止機能でセキュリティも強化できるという。
WEBMAIL-Xは、メールサーバ上のメールをWebブラウザより閲覧するメールソフト。NECとNECソフトが導入実績やノウハウのあるBIGLOBEのWebメールシステムをベースに共同開発した。
今回、メールやDNS/DHCP機能を提供するアプライアンスサーバ「Express5800/MW」シリーズのオプション製品として提供される。対象となるのは、ユーザー数400人までの小中規模向けメールサーバ「Express5800/MW300f」、ユーザー数1000人までの中規模向けメールサーバ「同/MW500f」の2製品。
WEBMAIL-Xでは、Webブラウザが搭載されたPCや携帯電話があれば、場所を問わずにメールを閲覧できるため、利用者の利便性を向上する。
また、常にサーバ側でメールデータを保持してクライアント側にデータを残さないため、PCからの情報漏えいを防止することができる。さらに、用途に合わせたメールの誤送信防止の設定が可能。未登録メールアドレスへの送信を防止したり、特定のキーワードが本文に含まれている場合の送付前のあて先を再確認できる。
WEBMAIL-Xの販売価格は、200ライセンス利用時で100万円から。ユーザー数が200人以上の場合は、100ユーザー当たり50万円の追加ライセンス料が発生する。
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