2009年02月10日 09時00分 公開
ニュース

テクマトリックス、単体テストの自動化を支援するテストツールの新版NEWS

単体テストの自動化機能が強化。「MISRA C++ 2008」などの追加により静的解析コーディングルールが1400個に拡張された。

[TechTargetジャパン]

 テクマトリックスは2月9日、米Parasoftが開発したC/C++対応自動単体テストツール「Parasoft C++test 7.2日本語版」(以下、C++test 7.2)を販売開始すると発表した。出荷開始予定日は2月26日。

 C++testは、C/C++言語によるソフトウェア開発の単体テストと静的検証を自動化するテストツール。実行時例外を引き起こすテストケースを自動生成し、ホワイトボックステストやブラックボックステスト、回帰テストなどを自動実行できる。また、テスト時に6種類のテストカバレッジ情報を収集し、詳細なリポートを出力する。

 今回の新版では、自動車の業界団体である「MISRA」におけるC++言語のコーディングガイドライン「MISRA C++ 2008」の静的解析機能やメモリ解放忘れやデッドコードなどに関するコーディングルールが180個追加され、合計で1400個の静的解析コーディングルールが搭載されている。

 また、C++test 7.2では、単体テストの準備作業を軽減する機能が多く追加された。GUIベースの“テストケースウィザード”によって、引数や事前条件、事後条件、戻り値などの設定や、外部ファイルに保存されているテストケースデータを利用したテストケースコードの自動作成が可能になった。CSVやExcelデータベースなどに格納されたデータを利用した単体テストもウィザードから設定できる。

 さらに、使用されているスタブを一覧で確認できる“スタブビュー”によって、スタブの変更や追加、修正の作業が簡潔に実施できるほか、「Visual C++ for Windows Mobile」や「eMbedded Visual C++」などの組み込みソフトウェア環境のサポートが強化され、テストの設定やシミュレータ上でのテスト実行、その結果表示などが開発環境上で実施できる。

 そのほかにも、下位バージョンで作成したテスト設定によるテストの実行機能なども追加され、過去の資産を有効に活用できる。

 C++test 7.2のサポートプラットフォームは、Windows 2000、Windows XP(32bit)、Windows Vista(32bit)、Linux、Solaris。提供価格には1年間の保守サービスが含まれており、「C++test Professional Edition Ver.7.2」が49万8000円、「C++test Architect Edition Ver.7.2」が59万8000円、「C++test Server Edition Ver.7.2」が210万円(いずれも税別)。2009年1月末日時点で年間保守サービスに加入しているユーザーには無償で提供される。

関連ホワイトペーパー

単体テスト | Windows | 組み込み | Excel


ITmedia マーケティング新着記事

news051.jpg

ミレニアル世代・Z世代の離職意向が低下、コロナ禍を機に精神的健康も改善――Deloitte調査
世界各国のミレニアル・Z世代約2万7500人を対象にした年次調査。今回は新型コロナウイル...

news078.jpg

新規事業の実態 最重要KPI「100%以上達成」は約2割――クニエ調査
新規事業の「最重要KPI」「スケジュール遅延」「開発規模」の結果に対して、その要因とな...

news056.jpg

福田康隆氏、NEC東海林直子氏らが語る営業のデジタルシフト まずどこから始めればいい?
お客さまに会って課題を与えてもらうスタイルから、営業自身が課題を先に探して提示する...