NetIQが同社のシステム監視ソフトウェア「AppManager Performance Profiler」の最新バージョンを発表。システムの稼働特性を学習し、その結果に基づき動的に異常を検出する機能を備える。
NetIQは7月23日、同社が開発するシステム監視ソフトウェア「AppManager Performance Profiler」(アップマネジャー パフォーマンスプロファイラー)の最新バージョン、「AppManager Performance Profiler 4.1.2J」(以下、AMPP 4.1.2J)の提供を開始すると発表した。
AMPP 4.1.2JはCPU、メモリ、HDD、ネットワークなどの基本項目の監視に加え、アプリケーションの応答速度の監視も行う。そのため、ユーザーにITサービスを提供する際のサービスレベルを正確に監視・維持することが可能になるという。
また、従来のシステム監視製品は、しきい値と取得値を単純比較することで異常の検出を行うものが多かったが、AMPP 4.1.2Jは静的なしきい値は使用せず、システムの稼働特性を学習した結果に基づき、動的に異常発生の有無を判断する。学習の結果得られた通常動作の範囲内を正常、それ以外を異常と判断することにより、異常検出の精度を向上させるとともに、通常の運用時に発生する不要なアラートを排除する。これにより運用管理担当者の負荷を軽減し、サービスレベルの向上に大きく貢献するという。
なお同製品を利用するには、同社のシステム管理ツール「AppManager」を導入した上で、OSやアプリケーション用のテンプレートライセンスを購入する必要がある。ライセンス価格はテンプレートの種類により異なるが、WindowsおよびUNIX用のテンプレートのライセンス費用は1サーバ当たり6万4000円(税別)となっている。
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