メモリ使用量、起動時間、スキャン時間で「軽量化」を図った新バージョンをリリース。ゼロデイ対策やブラウザ保護など、Windows環境の保護機能も強化した。
エフセキュアは9月4日、個人・SOHO向けのウイルス総合対策ソフト「エフセキュア インターネット セキュリティ 2010」(以下、インターネットセキュリティ)を発表、同日より販売を開始した。また新製品の発表に伴い、同社のコーポレートロゴも刷新した。
インターネットセキュリティはウイルス/スパイウェア対策、スパム/フィッシング対策、ファイアウォール、IPS(侵入防止システム)といった機能を提供するWindows対応の統合型セキュリティソフトウェア。新バージョンでは新しいウイルス検出エンジンを採用し、従来版よりもシステムリソースへの負荷を軽減。メモリ使用量を46%、ウイルススキャン時間を60%、起動時間を30%それぞれ削減している。
また、未知の脅威対策として、クラウド上の脅威データベースとサンドボックス(ウイルスの検体を疑似的に実行・分析する仮想環境)を組み合わせてパターンファイルが未対応のマルウェアから防御する「ディープガード 2.0」を搭載した。さらに、Webブラウザ上で検索結果として表示されるサイトの安全性を評価したり、危険なサイトへのアクセスをブロックする「ブラウザ保護機能」に対応した。
そのほか、UI(ユーザーインタフェース)を改良し、起動時のメインメニューを3つに集約するなど初心者にも分かりやすい内容とした。
価格は、PC3台までインストールできる1年間ライセンスが4580円、1台にインストールできる1年間ライセンスが4200円、3台までインストールできる3年間ライセンスが7770円(いずれも税込み)。対応OSはWindows XP/Vista/7。
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