キヤノンITS、低コストで導入できる「メール誤送信対策 ASPサービス」を開始NEWS

10アカウントから利用でき、初期費用は5万円、月額料金は1アカウント当たり250円。送信した電子メールを一定時間保留する自己査閲機能などを備えている。

2010年04月20日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は4月19日、1アカウント当たり月額250円で利用できる電子メール誤送信対策サービス「メール誤送信対策 ASPサービス」を販売開始した。

 サービスの申し込みから約2週間以内で利用開始でき、初期費用は5万円。最小10アカウントからの申し込みが可能。

 エンジンには、キヤノンITSが開発・販売している電子メール誤送信対策システム「GUARDIAN CorrectMail」を採用した。送信した電子メールを一定時間保留(配送遅延)する“自己査閲”機能や、社内ルールに反した部下の電子メールを上長が確認・削除できる“上長査閲”機能を備えている。

画像 自己査閲機能。送信者は保留されている電子メールを自分自身で確認・削除できる

画像 上長査閲機能。送信した電子メールが取り決めたルールに合致した場合、その電子メールを保留する

 導入時の設定は、メールソフトの送信先サーバまたは社内メールサーバの外部送信先サーバのみでよく、受信メールに関する設定変更の必要はない。万一サーバに障害が発生した場合でも自動的にバックアップ機に切り替わるため、電子メールの配送への影響を最小限に抑えるという。

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