スマートフォンは企業に多大なセキュリティリスクをもたらす可能性がある。リスクを最低限に抑えるための携帯端末管理ポリシーとは。
企業は従業員の生産性向上のためスマートフォンへの依存度を増している。しかし残念ながら、基本的なセキュリティと携帯端末管理の欠如により、スマートフォンユーザーはセキュリティ上の大きなリスクにさらされている。しかも、多くの企業は端末の所有や情報流出といった問題について適切なガバナンスを提供していない。本稿では、企業における携帯端末/スマートフォンのセキュリティポリシー策定と強制について、ベストプラクティスを紹介する。
スマートフォンは潜在的に、多大なセキュリティリスクを企業にもたらす可能性がある。私物のスマートフォンを使って会社のアプリケーションにアクセスする従業員は増えている。残念ながら、そうした携帯端末の多くはコンシューマー向けの設計になっている。結果として、ITチームが従業員所有端末のサポートを拒むことも多い。そこでユーザーはITを通さずに、米AppleのMobileMeといった外部のサービスを使って自分の携帯端末を管理するようになる。ストレージの大容量化と携帯通信速度の高速化によっても、重要な情報をスマートフォンや携帯端末に保存することが容易になり、情報流出関連のリスクが高まっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「押し付けがましい広告」が配信されたとき、消費者はどう感じるか
消費者は個人データに依存した広告よりも、記事などのコンテンツの文脈に沿っている広告...
SNS発信のベストな時間帯(2025年版) InstagramとFacebook、TikTokでどう違う?
Hootsuiteが2025年版のソーシャルメディア最適投稿時間を公開。各プラットフォームごとの...
「動画広告がディスプレイ広告超え」他、電通「2024年 日本の広告費」インターネット広告媒体費の詳細分析
国内電通グループのデジタル領域をけん引する4社は共同で「2024年 日本の広告費」のイン...