エフセキュア、リアルタイム監視も可能なAndroid端末向けのセキュリティ製品を発表NEWS

Android端末のウイルス対策、紛失や盗難時の位置情報の特定、遠隔からのデータ消去、操作ロックなどの盗難対策機能に加え、ブラウザ保護、有害サイトをブロックするペアレンタルコントロールなどの機能を搭載。

2011年02月10日 17時40分 公開
[TechTargetジャパン]

 エフセキュアは2月10日、Android端末向けのセキュリティ製品「エフセキュア モバイル セキュリティ」を発表した。提供開始は2011年4月中旬の予定で、同社のオンラインストアおよびパートナー企業を通じて販売する。

 同製品は、Android端末のウイルス対策、紛失や盗難時の位置情報の特定、遠隔からのデータ消去、操作ロックなどの盗難対策機能に加え、ブラウザ保護、有害サイトをブロックするペアレンタルコントロールなどの機能を搭載している。セキュリティ情報やライセンスの設定・監視は管理ポータル上でユーザー1人ひとりの状況をリアルタイムに取得でき、各ユーザー個別にメッセージを送信することも可能だ。

 また、定義ファイルの配信サービスなどのバックエンドシステムはエフセキュアがサポートするため、運用コストは最小限に抑えられるという。

 同社では、スマートフォンの普及とともに高まる端末への脅威対策として、パートナーとの協業を通じた同製品の普及、拡販を目指すことで、携帯端末を含むインターネット環境のセキュリティの向上を図るとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news064.jpg

2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...

news070.jpg

CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...

news214.jpg

トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。