最大6Tバイトまでのデータを遠隔バックアップ 大塚商会が新サービスNEWS

大塚商会が自社のファイルサーバ製品と自社データセンター間を連携する遠隔バックアップサービスを提供。最大6Tバイトまでのデータのバックアップをインターネット経由で安価に実現する。

2012年01月18日 14時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 大塚商会は1月16日、遠隔バックアップサービス「TWIN NASリモートバックアップサービス」の提供を開始した。同社の企業向けファイルサーバ「TWIN NAS」に保存してあるデータを、同社が保有するデータセンターに最大6Tバイトまでバックアップできる。

 このサービスでは、TWIN NASのバックアップ機能を利用して、インターネット経由でデータセンターにバックアップデータを送信する。同社によると、ユーザー企業はデータ転送に必要な転送用サーバを用意するだけで済み、バックアップ先にシステム管理者を置く必要もなく、初期コストが抑えられるという。また、WAN環境などに利用される通常のVPNサービスは使用しないため、その回線費用を抑えられるとしている。

photo TWIN NASリモートバックアップサービスのシステム構成イメージ

 転送時には、転送用サーバとデータセンター間でセキュリティを確保したデータ転送を行う。バックアップデータは1日1回夜間にデータセンターへ転送され、世代管理も行われる。TWIN NAS側で誤って消去や変更してしまったファイルでも、バックアップ取得日から30日以内であればリストアが可能。

 転送用サーバの初期費用はタワー型が54万円から、ラック型が64万円から。データセンターの利用料金は、最大データ転送容量ごとに以下の4つのプランが用意されている。

TWIN NASリモートバックアップサービス
TWIN NASリモートバックアップサービス 月額利用金額(税別)
TWIN NAS 1Tバイトパック版 6万円
TWIN NAS 2Tバイトパック版 9万円
TWIN NAS 3Tバイトパック版 12万円
TWIN NAS 6Tバイトパック版 18万円

ITmedia マーケティング新着記事

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...