英Barclays銀行から2万7000人分の顧客情報が流出した。2011年に廃止した事業部門に関連したデータだという。古いデータであっても外部に流出すれば大きな問題へと発展する。データの安全性と管理性を見直す必要がある。
英国のデータ保護および金融規制当局は、英Barclays銀行が2万7000人分の顧客情報を流出させたとの告発を受け、同行に対する調査を開始した。
この情報流出を報じた英紙The Mail on Sundayは、Barclays銀行の2000人分の顧客ファイルを確認している。
内部告発者によると、同紙に見せた顧客ファイルはサンプルであり、実際に盗難に遭ったのは最大2万7000人分、金額にして約135万ポンドに相当する顧客データベースだという。この告発者は、匿名の悪徳ブローカーの会社からファイルを売ってくれと渡されたと述べている。
こうした個人データは犯罪者に買われ、投資詐欺に利用される。この告発者はこう話している。「この手の不正な取引はシティ(ロンドンの金融街)で横行している。被害が広がる前に公表しようと思った」
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...