“Baiduショック”の再来を防ぐ「アプリ識別」の仕組みとは“Baiduショック”で見直す「アプリ管理」【最終回】

正規なアプリケーションが突如脅威に変わる事件が相次ぐ今、重要性が高まりつつあるのが次世代ファイアウォールの「アプリケーション識別機能」だ。その仕組みを解説する。

2014年07月22日 12時00分 公開
[パロアルトネットワークス,菅原継顕]

 前回「『Baidu IME』『GOM Player』だけじゃない、まだある正規アプリ悪用事件」まで、正規なアプリケーションを取り巻くセキュリティ脅威の実例を紹介してきました。

 最終回となる今回は、正規に配布されているアップデート用プログラム(アップデータ)にマルウェアが混入していた事例を紹介しつつ、これまで解説してきた事件を防ぐためのアプリケーション管理の要となる「アプリケーション識別技術」について解説します。

無線LAN機器のアップデータにウイルスが混入

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