『The Economist』紙の姉妹企業が実施した調査から、銀行業界の課題が浮き彫りとなった。彼らは、GoogleやAmazon、Appleといったハイテク企業との競合を最も恐れているという。
リテールバンク(個人や中小企業を顧客とする銀行)は、新しい業態の銀行やPayPalのような支払いプラットフォームよりも、ハイテク企業と競合することをより強く警戒している。
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英国の経済専門新聞『The Economist』紙の姉妹企業、Economist Intelligence Unit(EIU)が実施した調査のリポートが公開された。同リポートは、既存のリテールバンクが米Googleや米Amazonなどのハイテク企業(参入)の脅威をかわすことができれば、その実績は銀行業界に大きな影響を広げるだろうと予測している。
顧客の習慣を(時流に沿ったものに)変化させる一方でハイテク企業との競争の激化にも備えるために、世界中の主要銀行は今、事業の優先順位を以前とは大きく変えつつある。
米Apple、Amazon、GoogleなどのIT業界の最大手企業がこぞって金融サービス業界に参入する動きを受けて、各銀行は今、現在のコンシューマーの行動に沿ったサービスを実装するデジタル戦略を最優先していると、調査リポートは指摘する。
EIUのリポートでは、2016年にかけて銀行業界に今後大きな影響を与える要因を挙げている。
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