情報セキュリティに対する脅威の中でも未来永劫なくならないと予想される脅威が「ヒューマンエラー」だ。本稿では、自分たち人間に対処するための3つのベストプラクティスをセキュリティの専門家が解説する。
数カ月前、筆者はあるIT部門責任者向けカンファレンスに参加していた。そのカンファレンスのトピックの1つに「情報セキュリティプロセスとテクノロジー」があった。数人が講演を終えた後、進行役の人が参加者を幾つかのグループに分けた。情報セキュリティに対する脅威についてのディスカッションを円滑に進めるためだ。筆者のグループでは進行役が、まずIT部門責任者の元に届く情報セキュリティのニュースの中で朗報だと思うものをメンバーに尋ねた。同じグループの他のメンバーは、監査を通過したとか、しばらく問題が発生することなくやり過ごせているとか、そういった趣旨のことを答えていた。筆者は恐る恐る手を挙げて、情報セキュリティのニュースでうれしいと思うのは自分以外の誰かが情報漏えいの被害に遭った報せだと発言した。なぜこれが良いニュースなのかを説明しよう。
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クラウドやIoTなど、デジタルテクノロジーの急速な進化に伴い、企業の機密データに対するリスクも飛躍的に高まることになった。サイバーセキュリティを取り巻く環境が複雑化する中、有効な対応策として注目されているのがXDRだ。
最新のサイバー攻撃に即座に対応するためには、SOCを従来の在り方から変革することが重要になる。しかし、何をすればよいのか分からないという組織も多い。そこで本資料では、現在のSOCが抱えている5つの課題とその解決策を紹介する。
サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
リモートワークの増加に伴い、組織は、SD-WANやZTNAなどを導入したが、現在はこれらのレガシー技術が、コストやセキュリティの面で新たな課題をもたらしている。これらの課題を解決するための手法として注目したいのが、SASEだ。
「支社や拠点の増加」「従業員とデバイスの分散」「IoTデバイスの爆発的な普及」などの要因により、サイバー犯罪者にとってのアタックサーフェスが著しく拡大した。こうした中で、企業が自社の環境を効果的に保護する方法を解説する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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