情報セキュリティに対する脅威の中でも未来永劫なくならないと予想される脅威が「ヒューマンエラー」だ。本稿では、自分たち人間に対処するための3つのベストプラクティスをセキュリティの専門家が解説する。
数カ月前、筆者はあるIT部門責任者向けカンファレンスに参加していた。そのカンファレンスのトピックの1つに「情報セキュリティプロセスとテクノロジー」があった。数人が講演を終えた後、進行役の人が参加者を幾つかのグループに分けた。情報セキュリティに対する脅威についてのディスカッションを円滑に進めるためだ。筆者のグループでは進行役が、まずIT部門責任者の元に届く情報セキュリティのニュースの中で朗報だと思うものをメンバーに尋ねた。同じグループの他のメンバーは、監査を通過したとか、しばらく問題が発生することなくやり過ごせているとか、そういった趣旨のことを答えていた。筆者は恐る恐る手を挙げて、情報セキュリティのニュースでうれしいと思うのは自分以外の誰かが情報漏えいの被害に遭った報せだと発言した。なぜこれが良いニュースなのかを説明しよう。
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2024年に実施されたエンドポイントセキュリティに関する調査で、多くの企業がAIやそのセキュリティ課題に未対応であることが明らかになった。本資料では、業務用PCのリスクを回避するための具体的な方法について解説する。
攻撃対象領域の拡大に伴い、SOCは高優先度のアラート対応で手いっぱいになり、トリアージにおいても十分な追加検証が行えていない。この現状を打開するには、AI/機械学習を活用し、大量のデータをセキュリティ対策に生かす手法が有効だ。
リモートアクセスを保護する方法として注目されるゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)。その実現手段として検討したいのが、エンドポイント上でポリシーを適用し、アクセスをきめ細かく最適化する先進的なZTNAソリューションだ。
サイバー攻撃が高度化する中、企業・組織はこの対応に苦慮している。本資料では、CISOやSecOpsリーダーなど、役割別の課題を整理し、この解決につながる製品の選定においてチェックしたいポイントを紹介する。
ハイブリッドワークの定着により働き方が変化する中、セキュリティを強化する方法として注目されるSASE。だが実際には、スタンドアロン製品で構成されるものも多く、性能に不満の声もあった。これらを解消する、AI搭載の統合型SASEとは?
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...