米国防総省が公開した“ミルスペック”な「クラウドセキュリティガイド」に書かれていること企業でも大いに役立つ

サイバー攻撃の主要な標的としても知られる米国防総省が、クラウドセキュリティのガイドラインを公開した。その内容の中から、企業が参考にできそうなポイントを紹介する。

2015年12月04日 15時00分 公開
[Dan SullivanTechTarget]
米国防総省の公式サイト 米国防総省が公開したクラウドセキュリティガイドラインは、企業にも参考になるはずだ(画面は同省公式サイト)《クリックで拡大》

 米国防総省が内部部局である国防情報システム局(DISA)を通じて、クラウドセキュリティに関するガイドラインを新たに3つ公開した。これらのガイドラインから、企業は何を学ぶことができるのだろうか。

 仮に国防総省が会社だとすれば、従業員数が200万人以上、年間予算が5000億ドル以上の大企業だ。国防総省で情報漏えいが起きた場合の影響の大きさからして、同省のガイドラインには一般の企業も大いに学ぶことがありそうだ。

3つのガイドライン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

製品レビュー サイオステクノロジー株式会社

マンガで分かる:クラウドシステムの障害対策でユーザーが考慮すべきポイント

ダウンタイムが許されない基幹系システムやデータベースをクラウドに展開している場合、システムの障害対策をベンダー任せにすることは危険だ。本資料では、その理由を解説するとともに、クラウドの障害対策を実施する方法を紹介する。

製品資料 Absolute Software株式会社

サイバーレジリエンスがなぜ今重要? 調査で知るエンドポイントの3大リスク

エンドポイントがサイバー攻撃の対象となるケースも増えている今、企業にはどのような対策が必要なのか。2024年に実施された調査の結果を基に、3つの重大なリスク要因と、その解決策としてサイバーレジリエンスが重要な理由を解説する。

製品資料 東京エレクトロン デバイス株式会社

クラウドセキュリティを強化する注目手法、WAAPとCNAPPを組み合わせるメリット

マルチクラウド化が進み、アプリケーションとインフラを効率的に保護する手法が求められる昨今。そこで注目したいのが、WAAP(Web Application and API Protection)とCNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)の活用だ。

製品資料 LRM株式会社

標的型攻撃が増加傾向、“攻撃を受けても情報が漏れない”仕組みづくりが重要に

標的型攻撃は主にメールで行われ、企業側が気を付けていても防ぎきれないケースがある。そのため、対策には検知・防御だけでなく、“攻撃を受けても情報が漏れない”仕組み作りが重要であり、各従業員のITリテラシー向上が不可欠だ。

製品資料 LRM株式会社

従業員のセキュリティ教育「ToDoリスト」、実施に当たり注意すべきことは?

巧妙化を続けるサイバー攻撃から企業の資産を保護するには、従業員のセキュリティリテラシーを高める教育が不可欠だ。教育を実施するに当たって重要となるポイントを「ToDo」リストとしてまとめた。

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。