今や代表的なセキュリティ対策の1つとなったファイアウォール。その進化や多様化は現在も続く。主要な“新顔”である「次世代ファイアウォール」「社内ファイアウォール」は、何が新しいのだろうか。
企業にとって最も基本的なセキュリティ対策であるファイアウォールが、今も進化を続けている。特に目立つのが機能面での進化だ。ポート番号による制御を中心とした従来のファイアウォール機能に加え、利用されているアプリケーションに応じて制御内容を変えたり、さまざまなネットワークセキュリティ製品の機能を組み込んだりする動きが目立つ。Webアプリケーションの普及でポート番号による制御が難しくなってきたこと、多様なセキュリティ製品の導入で管理負荷が増大していることなどが背景にある。
用途も変化しつつある。ファイアウォールは伝統的に、外部からの攻撃を防ぐことを目的に導入されてきた。だが最近では、社内LANを細かい区画に分割し、区画間での通信を制御するために、社内LAN内にファイアウォールの要素を盛り込む重要性が指摘され始めている。社内LANの中でも特に重要な情報を扱う箇所を保護したり、攻撃時の被害を封じ込めやすくすることが狙いだ。
「次世代ファイアウォール」「社内ファイアウォール」とも呼ばれる最新のファイアウォールは、今までのファイアウォールと何が違うのか。TechTargetジャパンの人気記事を再構成した本資料を基に検証する。
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