VDI導入の成否を左右する、ストレージ選びのベストプラクティス特選プレミアムコンテンツガイド

サーバとデスクトップ仮想化(VDI)では、ストレージの使い方が異なる。この違いを理解しておくことは重要だ。VDIのストレージはサーバと違い、ユーザー体験に直接的な影響を与える点に注意したい。

2015年12月04日 12時00分 公開
[TechTargetジャパン]
VDI導入の成否を左右する、ストレージ選びのベストプラクティス

 VDI(仮想デスクトップインフラ)が広がり始めた当初、VDIプロジェクトが失速し頓挫するとしたら、その原因は多くの場合ストレージにあるといわれた。

 それから数年の間に、VDIとストレージの問題に対処する革新的なアプローチが幾つか登場した。おかげで今ではVDI環境にストレージリソースを提供する上で、かつて多くの問題を引き起こしていた(そして相当のコストが掛かっていた)従来型ストレージがネックとなることはなくなった。

 それでも依然としてストレージはVDIプロジェクトの失敗の原因として挙げられることが多い。その理由の1つに、IT担当者がVDIストレージとサーバのストレージとの違いをしっかりと認識していないという問題がある。

 後半では、ストレージのパフォーマンス問題を解決する手段として、仮想デスクトップインフラにSSDについて解説する。SSDを活用したストレージは、非常に高価だがIOPSも非常に高い。VDIを展開する際の障害になるIOPSの問題を見事に解決する。

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