モバイルデバイスとクライアントPCを一緒に管理する「統合エンドポイント管理」のニーズを満たす製品は幾つかあるが、いずれも一長一短だ。理想的な統合エンドポイント管理を実現するには、大きな壁がある。
デバイスの増加やプラットフォームの多様化、クラウドコンピューティングの台頭など、今日のトレンドをみれば、単一のプラットフォームから可能な限り多くのエンドユーザーのコンピュータ体験をコントロールすることは、十分意味がある。すなわち「統合エンドポイント管理」である。
統合エンドポイント管理は、モバイルデバイスやクライアントPCの設定、管理、保護を単一のプラットフォームからするプロセスだ。統合エンドポイント管理は、「エンタープライズモビリティ管理」(EMM)製品の流れで考える必要がある。というのも、EMMは統合管理の構成要素の1つであるからだ。IT部門は管理ツールを統合したいと望んでおり、EMM機能を提供するベンダーはそうしたニーズに対応できるように、デスクトップ管理を取り込みたいと考えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
脅威の検知と迅速な対応は、セキュリティ戦略の中核をなす重要な機能だ。これを実現するために、多くの組織が自動化ツールやAIなどの技術を採用しているが、成果を挙げている組織もあれば、そうでない組織もあり、明暗が分かれている。
近年、多くの組織が多数のセキュリティ製品をパッチワーク的に導入している。その結果、運用が複雑化し、非効率な状況が生まれてしまった。このような状況を改善するためには、セキュリティベンダーを統合することが必要だ。
データセンターにおいて、NGFWやマルウェア対策といったセキュリティ製品の導入は不可欠だが、選定を誤ると非効率な運用プロセスや高いコストに悩まされることとなる。5つの組織の例から、費用対効果の高い製品を見極めるコツを探る。
ダウンタイムが許されない基幹系システムやデータベースをクラウドに展開している場合、システムの障害対策をベンダー任せにすることは危険だ。本資料では、その理由を解説するとともに、クラウドの障害対策を実施する方法を紹介する。
エンドポイントがサイバー攻撃の対象となるケースも増えている今、企業にはどのような対策が必要なのか。2024年に実施された調査の結果を基に、3つの重大なリスク要因と、その解決策としてサイバーレジリエンスが重要な理由を解説する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。