Samsung Electronicsの「Galaxy Note7」で発生した発火問題は、企業のCIOにとっても決して無視できない問題だと専門家は主張する。その真意とは。
Samsung Electronicsの「Galaxy Note7」は、豪華なディスプレイ、優雅な曲線美、高性能カメラ、そしておしゃれなスタイラスペンを備えたデュアルエッジデバイスだった。防水性能にも優れ、バスタブに30分間浸していても大丈夫だとされた。
Galaxy Note7は「Samsungがこれまで投入した中で最高のスマートフォン」という触れ込みで、Samsungが2016年8月19日に発売した(価格は882ドル)。だが同社が10月11日にGalaxy Note7の生産・販売を全面的に停止すると発表したことで、同スマートフォンは出口が見えない最後を迎えることになった。
この事故によるSamsungの経済的損失は、2016年9月初めには10億ドルと見積もられていた。だが損失見込みは増加の一途(いっと)をたどり、2016年第3四半期(7~9月)の収益減少は23億ドルと予想された。さらに同年10月中旬の予想では、収益減少額が170億ドルに達する見込みだ。経済メディアは報道で、Galaxy Note7の発火事故の影響はスマートフォン業界や半導体メーカーのみならず、ベトナムの輸出など極めて広範囲に及ぶ可能性があると説明する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウド利用が当たり前となった今日、セキュリティ対策もまたクラウド環境に適したものでなくてはならない。とはいえ、大量のデータポイントが生成されるクラウド領域にあって、その全てのポイントを網羅するのは並大抵のことではない。
ビジネスでのAPI利用が進むにつれ、そのAPIを標的としたサイバー攻撃も増加している。それらに対抗するためには、「シャドーAPI」や「ゾンビAPI」を洗い出し、セキュリティ対策を徹底する必要がある。その正しい進め方を解説する。
ある調査で企業の61%がセキュリティ優先事項のトップ3に挙げるほど、重要度が高まっているアイデンティティー管理・保護。その中で昨今注目されているのが「IGA」というアプローチだ。そのメリットや、導入方法を解説する。
DX推進によってさまざまなビジネスシーンでデジタル化が加速しているが、そこで悩みの種となるのがセキュリティの担保だ。リソースやコストの制限も考慮しながら、DXとセキュリティを両輪で進めるには何が必要になるのか。
サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...