データセンターを運用する組織がコスト削減のためコンバージドインフラに目を向ける中で、ITプロフェッショナルは自分のスキルを常に職場に合わせる必要がある。そしてその範囲はIT分野にとどまらない。
データセンターの効率と管理性を向上させるニーズの高まりを受け、コンバージドインフラ(CI)はここ数年で利用が加速している。
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly製品導入ガイド」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
この傾向は、施設管理の在り方に変化をもたらした。回答者の40%はCIのスキルを持った人材の採用に苦労すると答えている。昔ながらのサイロ式アプローチでは、ネットワークとサーバ、ストレージリソースの管理にそれぞれ個別の管理者を必要とした。だがCIアプライアンスを導入した施設では多くの場合、やや違うアプローチが必要になる。
CIアプライアンスは、導入前にテストや設定が済んでいて手作業はほとんど不要と宣伝されることがある。データセンターのネットワークとストレージ、コンピューティング要素は全て1台のアプライアンスに格納されるため、そうしたリソースを管理するために必要な個々の管理者の数は減る。
人員削減によってコストを減らしたい経営者にとってこれは朗報だが、データセンターにフォーカスするITプロフェッショナルは、個々のコンポーネントではなくCIスタックの全パーツを確実に管理できるように、差し迫ったスキルの見直しを要求されるかもしれない。
これはIT業界団体TechUKの気候変動プログラム担当副ディレクター、エマ・フライヤー氏の見方だ。同氏は持続可能性を推進するため、データセンター業界と緊密に連携している。
フライヤー氏は言う。
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 8月21日号 Windows 10更新管理 ダメなやり方
Computer Weekly日本語版 8月7日号 光無線技術Li-Fiが「アリ」な理由
Computer Weekly日本語版 7月17日号 ツールを使え!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
AIでは構造化データの活用が進む一方、クラウド普及に伴いデータの分散化が加速している。この状況下で課題となるのが、レガシーストレージの存在だ。本資料では、構造化データに適したストレージ戦略を紹介する。
データ環境の急変は、企業のストレージ課題を複雑化させている。性能や拡張性、データ保護、分散環境の一元管理、コスト最適化など、自社の課題に合わせた製品・サービスをどう見つければよいのか。それに役立つ製品ガイドを紹介したい。
構造化データ/非構造化データの両方を適切に処理する必要がある今、エンタープライズデータストレージには、より高度な要件が求められている。こうした中で注目される、単一障害点のないAI主導の分散型ストレージプラットフォームとは?
CPUやGPUの性能向上に伴い、データセンターでは今、発熱量の増加にどう対応するかが課題となっている。特に高密度なサーバ環境では、従来のファンやヒートシンクに頼るだけでは熱管理が難しい。こうした中、企業が採用すべき手段とは?
HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。