2017年10月12日 05時00分 公開
特集/連載

GoogleやAppleの「透明性レポート」に書かれていること両社が「透明性レポート」を公表

GoogleやAppleの「透明性レポート」によると、各国政府からのデータ提供要求が増加している。Googleによると、監視目的のデータ提供要求の約半数は米国政府からのものだったという。

[Michael Heller,TechTarget]
Googleの透明性レポート Googleが2017年9月28日に公開した透明性レポート《クリックで拡大》

 GoogleやAppleの新しい「透明性レポート」によると、両社に提出された政府からのデータ提供要求が増加しており、あるプライバシーの専門家はこの監視活動を懸念している。

 Googleの透明性レポートによると、Googleは、2016年の前半は7万6713個のアカウントに対する4万4943件のデータ提供要求があったのに対し、2017年1月から6月にかけては、8万3345個のアカウントに対して4万8941件のデータ提供要求を受けたという。これは、対前年比で9%の増加である。Googleのレポートには、各国政府からのデータ提供要求に関する情報が含まれている。Googleによると、監視目的のデータ提供要求の約半数は米国政府からのものだったという。

 政府からGoogleに対するデータ提供要求は徐々に増加しており、過去10年間の情報開示のトレンドと一致している。Googleのレポートは、外国情報監視法(FISA)に基づく国家安全要求を対象に含んでいなかった。このデータは6カ月遅れで公表されることになっているからだ。

 しかしAppleは、FISAや国家安全保障書簡に基づく政府からのデータ提供要求数は2016年と比べて、2017年前半の国家安全情報提供要求数の4.5〜4.8倍程度増加したとレポートで報告している。

 2017年の1月から7月の間に、Appleは9000〜9249個のアカウントに影響する1万3250〜1万3499個の国家安全命令を受けたという。2016年前半には、2000〜2249個のアカウントに影響する2750〜2999個の国家安全命令要求があった。

政府からのデータ提供要求に対する専門家の反応

 Privacy ProfessorのCEOであるレベッカ・ヘロルド氏は「レポートの詳細がないことが特に問題だ」と言う。なぜなら、AppleやGoogleは詳細な情報を公開できないからだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news176.jpg

Teslaが成長率1位、LVMHグループ5ブランドがランクイン 「Best Global Brands 2021」
毎年恒例の世界のブランド価値評価ランキング。首位のAppleから10位のDisneyまでは前年と...

news056.jpg

「巣ごもり消費」で選ばれるブランドになる「シャンパンタワー型コミュニケーション戦略」のすすめ
「巣ごもり消費」はPRをどう変えたのか。コロナ禍における需要喚起に有効なB2C向けの統合...

テレビ放送と人流の相関を示すデータサービス クロスロケーションズが提供開始
テレビ番組やテレビCMをテキスト化・データベース化した「TVメタデータ」とGPSをベースと...