「IoTの暗号化」に代わる3つのセキュリティ対策、それぞれの長所と短所は?回路設計の見直しも必要に

IoTデバイスのセキュリティ対策として、暗号化に代わる3つの対策「PUF電子回路」「パブリッシュ/サブスクライブ方式のプロトコル」「Entropy as a Service」を紹介する。

2018年07月13日 05時00分 公開
[Judith MyersonTechTarget]

 電力の消費とコンピューティング能力への負荷を抑えながら、モノのインターネット(IoT)やコネクテッドデバイスのセキュリティ確保に努めることは、まるで永遠の課題のように思える。セキュリティ確保の大きな課題になるのは暗号化だ。IoTやコネクテッドデバイスの多くは、標準的な暗号の処理に必要な能力を備えていない。

 本稿では、IoT暗号化に代わる3つの対策について考える。

  • PUF電子回路
  • フォグコンピューティングを基にするパブリッシュ/サブスクライブ方式のプロトコルにおける楕円曲線暗号
  • Entropy as a Service

対策1:PUF電子回路

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