2018年08月09日 05時00分 公開
特集/連載

多種多様になる一方の電子健康記録(EHR) 医療システムはどう変わるのかEHRからCHRへ

医療機関は、遺伝子データや患者データ、学問に関するデータなど、多岐にわたる関連データを統合して一元管理できる機能をEHRに求め始めている。

[Reda Chouffani,TechTarget]

関連キーワード

データベース | 電子カルテ | 医療IT


画像

 ここ数年、病院や医療機関で紙のカルテを目にする機会は少なくなった。これは治療効率を高めるために紙のカルテを電子カルテにするという、医療機関が進めた近代化の成果だ。近代化は急速に進み、電子健康記録(EHR)の導入率も高まりつつある。電子カルテだけでなく、公衆衛生、行動保険学、患者にまつわるデータもまとめて管理できるシステムの需要も明らかになっている。こうした新しいニーズに対処するために、包括的な健康記録システムに向かうことは、EHRの予想通りの進化と捉えるベンダーもある。しかし全てのEHRベンダーが、このようなシステムに切り替えることができるのだろうか。

 医療従事者は、利用できる医療情報が多いほど、患者の病状を改善するチャンスが増えることを認めている。そのため多くの病院が患者への包括的なサービスの提供を考えて、院内のシステムで広範なデータをサポートできるようにしている。病院をはじめとした医療機関は、メンタルヘルスサービス、遺伝子データ、患者にまつわるデータ、外部機関から提供される外部データに着目し、これらの関連データを統合して一元管理できる機能をEHRベンダーに求め始めている。

EHRを取り巻く環境の変化

ITmedia マーケティング新着記事

news093.jpg

メディア総接触時間、「携帯電話/スマートフォン」が「テレビ」を上回り首位に
博報堂DYメディアパートナーズによる、生活者のメディア接触の現状を捉える年次調査の結...

news021.jpg

「運用型クリエイティブ」とは何か?
マーケティング施策としてのクリエイティブ改善に取り組むべき理由とは何か。クリエイテ...

news058.jpg

「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」 前年比5.2ポイント増加し61.5%に――博報堂調査
コロナ禍も約2年が経過し、マスク生活やテレワークなど新しい暮らしや仕事のスタイルがす...