“危険なAndroid”を生まないための「Android Enterprise」設定ガイド「エンタープライズモビリティー管理」(EMM)製品で利用可能

Androidデバイスの管理者がデータ漏えいや認証回避などの危険を防ぐのに役立つ「Android Enterprise」。そのセキュリティ関連の設定を紹介する。

2019年04月04日 05時00分 公開
[Jason BaytonTechTarget]

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 企業のIT部門の担当者は、「Android Enterprise」のセキュリティ管理設定を最大限に活用しているかどうか、もう一度見直してみよう。Android Enterpriseは、GoogleがモバイルOS「Android」のユーザー企業向けに提供している、デバイス管理の仕組みだ。

 Android Enterpriseを利用すると、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を通じて、各種の「エンタープライズモビリティー管理」(EMM)製品にデバイスの管理機能を組み込むことができる。IT担当者は自社の運用方針に合わせて、仕事用プロファイルなどの各種機能を選択し、EMM製品に組み込むことが可能だ。

Android Enterpriseでできるデータ漏えい防止設定

 従業員が会社の管理対象デバイスに無断でアプリケーションやメール、別のアカウントなどを追加すると、データ漏えいの危険性が高まる。PCなど他のデバイスに接続した場合も、会社のデータが外部に流出して漏えいにつながる可能性がある。

 これを防ぐために、Android Enterpriseはデータ漏えいを防止する次の制限を適用できる。

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