新型コロナウイルス感染症対策で従業員の在宅勤務を継続する企業には、在宅勤務特有の問題を考慮したセキュリティ対策が必要になる。どのような対策を講じればよいか解説しよう。
在宅勤務などのテレワークに際したセキュリティ対策として新しい技術や手順、ポリシーを導入する場合、従業員のセキュリティトレーニングは不可欠だ。セキュリティベンダーESETが2017年に発表した労働者調査の結果では、回答者の30%以上が自社でセキュリティトレーニングを受けたことがないことが分かった。IT業界団体CompTIA(Computing Technology Industry Association)が2015年に発表した調査結果によると、何らかの形でセキュリティトレーニングを実施している企業は約半数しかなかった。認証ベンダーSpecops Softwareが2020年に発表した調査結果では、調査対象とした英国11業種の従業員のうち40%以上が、テレワーク開始後にセキュリティトレーニングを受けていないことが明らかになった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...
企業のSNS活用実態 最も使われているのはX? Instagram?
企業はSNSをどのように活用しているのか。調査PRサービスを提供するPRIZMAが、最も使われ...
日本のモバイルアプリトレンド2025 クロスデバイス戦略とMMMの重要性とは?
急速に進化するモバイルアプリ市場においてAIと機械学習の活用が本格化し、マーケティン...