「MDR」の利用を検討している企業は、自社のニーズに合うサービスを探すためにMDRとは何かをよく理解する必要がある。MDRが果たす役割を整理しよう。
さまざまなセキュリティベンダーが、企業内でマルウェアを検出・対処するマネージドサービス「MDR」(Managed Detection and Response)を取り扱うようになった。MDRは大きく分けて「MEDR」「MNDR」「MXDR」の3タイプがある。
MDRとはそもそも何なのか。MEDR、MNDR、MXDRは何が違うのか。各サービスは、どのような企業に適しているのか。前後編を通じて、MDR選定の際に覚えておきたい基礎知識を整理する。
セキュリティに関する業務の一部をアウトソーシングしたいと考えている企業や、アウトソーシングを必要としている企業の間で、MDRのニーズが高まっている。MDRでのマルウェア検出・対処はソフトウェアで自動処理する場合もあるが、ほとんどは人の専門知識と技術を組み合わせたものだ。
一般的にMDRは次のサービスを提供する。
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