コロナ支援金も標的に? 「EC詐欺」のひど過ぎる手口不正取引の検出は人工知能にお任せ

新型コロナウイルス感染症拡大を受けてECが活性化している一方、ECの盲点を突いた詐欺行為も目立っている。どのような手口があるのか。身を守るための対策は。

2021年07月16日 05時00分 公開
[Mark LabbeTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が小売りのオンライン化を促進し、Eコマース(EC:電子商取引)が活性化している。その中で問題になっているのは、EC関連の詐欺の増加だ。

 AI(人工知能)技術を使って詐欺を検出・防止するソフトウェアを手掛けるFraud.netは、COVID-19のパンデミック(世界的大流行)が始まった頃、米国のECにおける詐欺事件が約4割増えたと説明する。米国の公認不正検査士協会(ACFE:Association of Certified Fraud Examiners)の調査では、オンライン小売業者の77%が2020年8月時点で「詐欺の増加を観測した」と回答した。

支援金も標的に? EC詐欺の“あの手口”

ITmedia マーケティング新着記事

news112.jpg

「インクルーシブマーケティング」実践のポイントは? ネオマーケティングが支援サービスを提供
ネオマーケティングは、インクルーシブマーケティングの実践に向けたサービスを開始した...

news135.jpg

Xが新規アカウントに課金するとユーザーはどれほど影響を受ける? そしてそれは本当にbot対策になるのか?
Xが新規利用者を対象に、課金制を導入する方針を表明した。botの排除が目的だというが、...

news095.jpg

Googleの次世代AIモデル「Gemini 1.5」を統合 コカ・コーラやロレアルにも信頼される「WPP Open」とは?
世界最大級の広告会社であるWPPはGoogle Cloudと協業を開始した。キャンペーンの最適化、...