サイバー犯罪者が土日休みの「ホワイト勤務」を好む“ブラックな狙い”サイバー攻撃にも“働き方改革”?

Barracuda Networksの調査によると、脆弱性を悪用した攻撃が平日に集中している。攻撃者が週末に“休む”のはワークライフバランスのためではない。彼らはなぜ、平日に活動するのか。

2021年08月28日 05時00分 公開
[Shaun NicholsTechTarget]

関連キーワード

脆弱性 | Exchange | ハッカー


 オフィスワーカーにとって週末は、一般的には休日だ。実は企業のシステムを狙う攻撃者も、概して同じような行動を取ることが分かった。主に平日を利用して、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用した攻撃を仕掛ける。

 ネットワークセキュリティベンダーBarracuda Networksの調査によると、サイバー攻撃の発生は月曜日から金曜日の間に集中している。攻撃者もオフィスワーカーと変わらず、“普通の勤務時間”を好む傾向があるということだ。

攻撃者の働き方はなぜ「ホワイト」なのか その“ブラック”な狙い

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...