サイバー犯罪者が土日休みの「ホワイト勤務」を好む“ブラックな狙い”サイバー攻撃にも“働き方改革”?

Barracuda Networksの調査によると、脆弱性を悪用した攻撃が平日に集中している。攻撃者が週末に“休む”のはワークライフバランスのためではない。彼らはなぜ、平日に活動するのか。

2021年08月28日 05時00分 公開
[Shaun NicholsTechTarget]

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 オフィスワーカーにとって週末は、一般的には休日だ。実は企業のシステムを狙う攻撃者も、概して同じような行動を取ることが分かった。主に平日を利用して、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用した攻撃を仕掛ける。

 ネットワークセキュリティベンダーBarracuda Networksの調査によると、サイバー攻撃の発生は月曜日から金曜日の間に集中している。攻撃者もオフィスワーカーと変わらず、“普通の勤務時間”を好む傾向があるということだ。

攻撃者の働き方はなぜ「ホワイト」なのか その“ブラック”な狙い

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