IntelとAMDのサーバ向けプロセッサは企業向けの製品に幅広く使われている。Intelが発表した新世代「Xeon」を詳しく見てみよう。
IntelとAMD(Advanced Micro Devices)が競ってプロセッサの新たな計画を発表している。両社は2020年から2021年の間だけでもさまざまな新製品を打ち出している。今後のロードマップにある計画も豊富だ。
Intelは2021年4月、サーバ向けプロセッサ「Xeon」の第3世代(開発コードネーム「Ice Lake」)を発表した。第3世代Xeonは、Intel製プロセッサの次世代アーキテクチャ「Sunny Cove」を採用している。Sunny Coveは、クライアントPC向けのプロセッサである「Core」の第10世代も採用したアーキテクチャだ。第3世代Xeonは、Intelの10ナノ製造プロセスの改良版である「10nm+」で製造している。
Sunny Coveのアーキテクチャにおいては、Intelは以下の改善を図った。
開発コードネーム「Sapphire Rapids」の次世代Xeonについても、Intelは計画を公表している。オンラインイベント「Architecture Day 2020」における同社の発表によれば、Sapphire Rapidsでは「DDR5」のメインメモリ、バスインタフェース「PCI Express 5.0」、CPUとメモリのインターコネクト「Compute Express Link 1.1」などが利用できるようになる。Sapphire Rapidsの製造開始は、2022年1〜3月期になる見込みだ。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...