2020年06月30日 05時00分 公開
特集/連載

ハッカーが明かす「クラウドサービス」に潜む“2つの危険”“正義のハッカー”に聞くリスクと対策【中編】

クラウドサービスには具体的にどのような脆弱性があり、どのような攻撃に気を付けるべきなのか。ホワイトハッカーが解説する。

[大久保 心織,TechTargetジャパン]

 クラウドサービスの活用が進む一方で、クラウドサービスからオンプレミスのインフラへ戻す「脱クラウド」「オンプレミス回帰」が起こるなど、システムが多様化している。そうした中で攻撃者が注目するのは、システムが稼働するインフラがクラウドサービスか、オンプレミスかといったことではなく「変化のさなかにあるかどうか」だと、日立ソリューションズでホワイトハッカーとして活動する米光一也氏は説明する。

 海外企業を中心に一部でオンプレミスへの回帰が見られるとはいえ、特に国内企業はまさに今、クラウドサービスの活用を本格化させているところだ。前編「サイバー犯罪者にとって『クラウドかオンプレミスか』よりも重要なこととは?」で述べた「システムの変化時に生じやすい脆弱(ぜいじゃく)性」は、クラウドサービスの導入に伴い、システムに変化を加えることによっても生じることになる。

クラウドサービスのセキュリティを脅かす2つの注意点

 企業がクラウドサービス導入時に注意すべき点として、米光氏は次の2つを挙げる。

  1. クラウドサービス導入のハードルの低さ
  2. クラウドサービスの見えにくさ

1.クラウドサービス導入のハードルの低さ

ITmedia マーケティング新着記事

news054.jpg

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2021年5月)
一部の都道府県では、新型コロナ第4波のための緊急事態宣言が続いています。オンラインシ...

news138.jpg

Brightcove、放送局レベルの品質でライブ配信イベントを実現する「Virtual Events for Business」を発表
企業やチーム単位で、安全かつ信頼性の高い放送品質のライブ配信イベントを社内外に配信。

news061.jpg

売れる仕組みは「AI」で作る(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...