ビジネスにおけるAI活用が進む中で、これから需要が高まると考えられるのが、AI技術に関わる人材と、AI関連の認定資格だ。認定資格を持っておくのが賢い選択になる理由を紹介する。
人工知能(AI)技術を利用するための手段が多様になり、企業がビジネスの競争力を高める上ではAI技術が極めて重要な存在になりつつある。そうした中で、これからはAI技術に関わる人材と、そうした人材がAI関連の知識やスキルを保有していることを証明するための認定資格の需要が高まると考えられる。
AI技術の基礎から応用までを学び、資格を取得できる学習コースが幾つも登場している。そうした資格を取得することは、なぜ仕事をする上で“賢い選択”になる可能性があるのか。
調査会社IDCは2023年12月に、世界のAIソフトウェア市場規模に関する予測を発表した。2022年から2027年にかけて、その市場規模は640億ドルから2510億ドルまで拡大する。年間平均成長率(CAGR)は31.4%になる見通しだ。
AI技術の活用は金融やヘルスケア、小売りなど幅広い業界で進んでいる。用途は、不正検出をはじめとしたセキュリティ面の監視や、AIアシスタントによる業務効率の改善、ロボット作業や工場における各種オペレーションの自律化など多岐にわたる。
近年、AI技術の活用が広がる動きを受けて、さまざまな企業や団体がAI関連資格の提供を始めている。そうした資格を取得するメリットは大きく3つ挙げられる。
次回以降は、AI技術関連の資格を取得できるコースを紹介する。
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