サーバ分野のエンジニアの需要は引き続き旺盛だ。「できるサーバエンジニア」として評価され、キャリアを築き、年収を上げていくには何が必要なのか。認定資格を含めて整理した。
サーバエンジニアは需要が旺盛だ。MicrosoftのサーバOS「Windows Server」を担当するエンジニアの平均年収は10万1706ドル(約1500万円)――。求人サイトを運営するZipRecruiterが2024年1月に報じた。
企業でITの必要性が高まることを背景に、サーバエンジニアが引く手あまたである状況は至るところで見られる。“年収1500万円プレーヤー”になるための、認定資格やスキルを紹介しよう。
サーバエンジニアの主な職務は、サーバやPCを中心としたインフラを構築・管理し、従業員が仕事に必要なアプリケーションに確実にアクセスできるようにすることだ。サーバやPCで問題が発生した際の対処や、セキュリティを高めるためのパッチ(修正プログラム)適用もサーバエンジニアの守備範囲になる。企業によっては、ソフトウェアの設計や開発をサーバエンジニアに求める場合もある。
サーバエンジニアが持つべき技術スキルは、企業の規模や事業内容によって異なる。サーバエンジニアはキャリアパスを築くに当たり、常に最新の技術動向を吸収し、腕を磨き上げることが重要だ。具体的な認定資格としては、以下がある。
ソフトウェア定義データセンター(SDDC)のスキルを高めたいと考えているエンジニアは、VMware(Broadcomが2023年11月に買収)やMicrosoftが提供する、SDDC関連の学習コースの受講や認定資格の取得を検討するといいだろう。学習コースでは、SDDCにおけるインフラ構築や管理、トラブルシューティングの手法などの知識を身に付けることができる。
第2回は、サーバエンジニアに求められるスキルを紹介する。
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