災害・救急医療の現場でITはどう活用されているか? ドクターヘリと救急車を統合した効率的な救急医療体制の構築を目指す取り組みを紹介する。
前回の「物言えぬ患者の代理人となる医療情報カード『MEDICA』」に続き、ITを利用して世界トップクラスの災害・救急医療体制の開発を行っている岐阜大学 高次救命治療センターの救急医療体制支援システム構築プロジェクト「GEMITS」(Gifu Emergency Medical supporting Intelligent Transport System)を紹介する。
GEMITSでは現在、5つのプロジェクトが進行している。その全体の基盤となるのが、救急医療情報カード「MEDICA」だ。残り4つのプロジェクト「病院前連携」「病院間連携」「階層別トリアージ」「緊急介護連携」は、MEDICAを情報連携の基盤として利用している。岐阜大学 高次救命治療センター長である小倉真治氏(岐阜大学大学病院 救急・災害医学分野 教授)にそれらのプロジェクトの概要と災害・救急医療のIT化における今後の展開を伺った。
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遠隔医療体制を構築する際は、患者や通常業務への影響を押さえながら進める必要がある。パンデミック下で一斉に遠隔医療体制を構築した2つの医療機関の例を紹介する。
オーストラリアでは処方箋の完全電子化が一般化しているが、制度確立までの道のりは平たんではなかった。完全電子化を阻んだ課題とその解決策とは。
コロナ禍を契機に、湾岸諸国では「デジタルヘルスケア」への移行が加速している。湾岸諸国におけるデジタルヘルスケア産業の重点投資分野とは。デジタルヘルスケア推進の”壁”とその対処法についても紹介する。
医療機関は膨大なデータを扱い、そのデータに基づいて重要な決定を下す場合がある。一方、データの質は低くなりがちだ。それはなぜか。データの品質を改善させるために必要な方策と併せて紹介する。
英国の国民保健サービスでイングランド地域を管轄するNHS Englandが、医療サービス向けの新データ基盤を構築している。この計画に英国市民団体が“待った”をかけたという。なぜなのか。
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