「インテル入ってる」「ウィンテル」の次は? Intelのモバイル&クラウド戦略居場所を模索するIntel

Intelのよりどころとなってきた「強力なノートPCとデスクトップPCが市場をけん引する」というパラダイムはさほど意味を成さなくなってきた。Intelはクラウドとスマートフォンにどう対応するのか。

2011年10月04日 09時00分 公開
[Jo Maitland,TechTarget]

 Intel Inside(インテル入ってる)の世界に慣れているITショップは今後、米Intelに対する見方を改めることになるかもしれない。Intelは目下、ウィンテル(Windows+Intel)後の世界における居場所を模索中であり、クラウドコンピューティングの他、少なくとももう1つの大きなトレンドであるスマートフォンに目を向けている。

 現に2010年第4四半期(10〜12月期)には、スマートフォンの出荷台数は1億台を突破し、初めてPCの出荷台数を上回った。つまり、モバイルやクラウドなどの新しいコンピューティングモデルが台頭する中、長らくIntelのよりどころとなってきた「強力なノートPCとデスクトップPCが市場をけん引する」という従来のパラダイムはさほど意味を成さなくなってきているということだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news112.jpg

「インクルーシブマーケティング」実践のポイントは? ネオマーケティングが支援サービスを提供
ネオマーケティングは、インクルーシブマーケティングの実践に向けたサービスを開始した...

news135.jpg

Xが新規アカウントに課金するとユーザーはどれほど影響を受ける? そしてそれは本当にbot対策になるのか?
Xが新規利用者を対象に、課金制を導入する方針を表明した。botの排除が目的だというが、...

news095.jpg

Googleの次世代AIモデル「Gemini 1.5」を統合 コカ・コーラやロレアルにも信頼される「WPP Open」とは?
世界最大級の広告会社であるWPPはGoogle Cloudと協業を開始した。キャンペーンの最適化、...