2011年03月23日 09時00分 公開
特集/連載

クライアント仮想化にIntel vProは価格に見合う価値があるか?XenClientのHCLはなぜvProのみ?(前編)

XenClient 1.0のHCLに登録されているチップファミリーは1種類、vProだけだ。しかし、クライアント型のハイパーバイザーを実行するのにvProは必要ない。

[Bridget Botelho,TechTarget]

 ITプロフェショナルたちは、米Citrix Systemsや他のVDI(Virtual Desktop Infrastructure)メーカーがクライアント型のハイパーバイザー(以下、クライアントハイパーバイザー)にオフラインサポート機能を組み込むことを長い間待っていた。しかし、Citrix Systemsが2010年、対応製品「XenClient」を出荷したとき、彼らは大いに失望した。深刻な制約があったことに加え、「ハードウェア互換性リスト」(以下、HCL)に載っているチップファミリーが1種類、すなわちIntel vPro(以下、vPro)しかなかったからだ。

 ITプロフェショナルたちには、仮想化に対応する他の米IntelチップよりもvProがコスト高になることが不満だった。また、vProに付随する管理機能によって余計なコストが掛かるため、仮想デスクトップ環境でそのプレミアム価格が実情に見合うものかを疑問視する声もある。

 事実、米VMwareがType1(ハイパーバイザー型)でクライアントハイパーバイザーを出さない理由の1つとして、ベアメタル型ハイパーバイザーが高価なvProチップを必要とする点を挙げた際には、大きな波紋を呼んだ。

 しかし、ふたを開けてみれば、Type1のクライアントハイパーバイザーを実行するのに、vProは全く必要なかった。

ITmedia マーケティング新着記事

news102.jpg

営業デジタル化を加速するクラウド顧客獲得ツール「nocoセールス」でできること
営業の人的リソースが足りない組織が短いサイクルで顧客を効率的に獲得する仕組みを作る。

news007.jpg

富士通の「デジタルセールス」が目指すこと
この連載のタイトルにあるように、富士通はインサイドセールスのことを「デジタルセール...

news154.jpg

ナイキ vs アディダス Z世代の心をつかむアプローチの違い
有名人や人気ファッションブランドとのコラボに加え、環境や社会問題への取り組みなど、...