“Apple TVキラー”、Google「Chromecast」は買いか!?週間記事ランキング

動画やWebページをテレビで視聴可能にする「Chromecast」の実力とは? 直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2013年08月30日 17時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 今週最も多く読まれた記事は、「徹底レビュー:3000円台で買える“Apple TVキラー”、Google『Chromecast』」でした。タブレットやノートPC、スマートフォンのコンテンツを無線でテレビへミラーリングして表示することは以前から可能でしたが、どの方法もシンプルで分かりやすいものとはいえませんでした。この記事では、この悩みを解消するものとしてChromecastを紹介し、実際の使用感などを詳細に報告しています。

 2位の「やっぱり多かった残念なスマートフォン導入」は、包括的なモバイル戦略を用意せずに、スマートフォン導入してしまうことのリスクについて述べています。3位には、「大画面化で勃発した『一体どこまでがタブレットなのか?』論争」が入りました。タブレットの形態はさまざまで、キーボード部分を切り離すコンパーチブルタイプも市場に多く出てきています。この記事では「10インチ以上になると、もはや卓上コンピュータだ」というアナリストの発言が紹介されていますが、まさにそうした感想を持つ読者は多いことでしょう。

 4位の「Windows 8.1 Enterprise Previewに見るMicrosoftの狙いとユーザーの本音」では、Windows 8.1 Enterprise Previewの新機能の紹介とともに、試験導入のタイミングを計る上で役立つ情報が豊富に紹介されています。

 クラウド関連の記事も多数ランクインしています。5位「NASAも悩む『シャドーIT』、危険でも使ってしまうユーザーの心理は」では、簡単に利用できるパブリッククラウドに、ユーザー部門がIT部門に無断で重要なシステムを置いてしまうという事例が紹介されています。7位「さっそうとクラウドに参入したVMwareを待ち受ける市場の壁」では、ライバル企業がクラウド市場に参入したVMwareをどう捉えているのか、その本音をつまびらかにしています。8位の「クラウドとモバイルがもたらしたリスクと進化――端末管理の今昔物語」は、クラウドとモバイルの管理についてのこれまでの歴史を分かりやすく説明しています。

 セキュリティ関連記事では、6位に「iPhone盗聴も可能か、セキュリティ研究者が示した危険なデモ」がランクインしています。iPhoneだけでなく、全てのモバイル端末の情報を“その気になれば”盗むことができるという事実が「Black Hat 2013」で多くの専門家から語られたという記事です。今やモバイル端末は大規模な工場やプラントの管理にも使われていることから、大規模な災害のリスクもあるとのことです。

 9位の「5つの『なぜ?』で理解するSDNの基本」は全ての担当者が知っておくべきSDNの基礎知識を分かりやすく解説しています。10位の「Facebook独自の検索エンジンの秘密に迫る」はとても興味深い記事です。Facebookの検索エンジン「Graph Search」が採用した、グラフデータモデルおよびデータベース技術「グラフデータベース」を紹介。ビッグデータの本格活用の時代を迎え、こうした技術がメインストリームに躍り出てくると予測しています。

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