データの海に溺れない IoT時代に求められるビッグデータ活用の在り方徹底入門:モノのインターネット(IoT)で変わるICTの世界観【第2回】

「モノのインターネット」(IoT)が浸透することで、ビッグデータの本格的な活用が始まる。IoT時代には、どういったデータ分析やアナリティクスが求められるのか。また、増大するリスクを考慮する必要がある。

2014年02月27日 08時00分 公開
[神津友武、数原麻衣,有限責任監査法人トーマツ]

 第1回(モノが自律する時代はすぐそこ? IoTの可能性を探る)では、「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)の概要について考察した。

 第2回では、IoTの浸透で期待される、ビッグデータの本格的な活用について考察する。データ分析によるパターンの発見、あるいは将来予測、最適化などを行うアナリティクスとIoTが融合することによって、どういったことが実現可能なのか、また、それに伴って増大するリスクとその対応の方向性についても触れる。

1.本格的なビッグデータ時代の到来

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