2015年06月01日 12時00分 UPDATE
特集/連載

「ポリモーフィック型マルウェア」の技法を活用PayPalも注目、ウイルスの“悪知恵”から生まれたセキュリティ技術のすごさ

感染のたびに異なる形式で自らを暗号化し、セキュリティ製品による検知を免れる「ポリモーフィック型マルウェア」。その技法をセキュリティ製品側でも生かそうとする動きがある。現状に迫る。

[David Strom,TechTarget]
画像 米PayPalは、ポリモーフィック型マルウェアの技法を生かしたセキュリティ対策に取り組むイスラエルCyActiveを買収した(画像はCyActiveのWebサイト)《クリックで拡大》

 「ポリモーフィック型マルウェア」を知っている人は多いだろう。現況に適応して、セキュリティソフトウェアを回避し、標的のコンピュータに危害を加える能力を持ったマルウェアのことだ。この種類のマルウェアは、実行時の攻撃ベクトル(攻撃方法・経路)の性質が常に変化する。そのため、シグネチャベースのスキャンツールや他の標準的な検出手段を簡単に回避できる。

 同じ動作を防御に使用したらどうなるだろうか。つまり、マルウェアが標的のシステムを簡単に感染させることができないよう、システムが変化しているように見せるということだ。非常に洗練された考えだと思うかもしれないが、この技法は普及の勢いを増している。

「ポリモーフィズム」とは何か

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news099.jpg

「Pinterest」のマーケティング活用、実は意外と進んでいるってご存じでした?
おしゃれな人、アート志向の人が使う画像共有サービスとして知られる「Pinterest」。アー...

news095.jpg

NTTコム オンライン、「Oracle Eloqua」と連携したSMS送信サービスの提供開始
NTTコム オンラインは、マーケティングオートメーション「Oracle Eloqua」から直接SMSを...

news072.jpg

インテージ、「INTAGE connect」経由でモバイル空間統計データの提供を開始
インテージは、同社の「INTAGE connect」を通して、ドコモ・インサイトマーケティングが...