「クラウドストレージ」丸分かり 比較、事例、解説記事を紹介

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、クラウドストレージに関する事例、比較、解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

クラウドストレージとは? 適した用途やコスト面のメリットを解説

クラウドストレージは、ストレージシステムのクラウドサービスだ。ユーザー企業はクラウドベンダーが運用するストレージシステムにデータを転送し、保管する。インターネットや専用線などの閉域網を通じて利用できる。ストレージ使用量に応じて、月ごとに利用料金が発生するのが一般的だ。(続きはページの末尾にあります)

クラウドストレージ関連の比較

クラウドストレージを使ってはいけない“危ないベンダー”の特徴

オンプレミスインフラからクラウドサービスにストレージを移行する際、注意すべき点がある。失敗しないクラウドベンダーの選び方とは。

(2022/7/28)

「POSIX」と「オブジェクトストレージ」の関係がなぜ問題なのか

Amazon S3などで一般化したオブジェクトストレージは、POSIXを前提とする既存のアプリケーションと相性が悪い。POSIX準拠の有無がどう関係するのか。

(2022/4/13)

Amazon S3を安く使う「ストレージクラス」の賢い使い分け方

AWSのクラウドストレージサービス「Amazon S3」は複数の種類のストレージクラスを提供している。これらを使い分けることで、利用料金の抑制を見込める。それぞれの特徴を説明する。

(2022/1/14)

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クラウドストレージ関連の事例

SaaSの「24時間365日サポート」の“本当の意味”はこれだ

SaaS利用時に契約内容を詳細に確認していないと、思わぬ落とし穴にはまる可能性がある。契約後に「こんなはずではなかった」と後悔せずに済むように、押さえておきたいチェックポイントを紹介する。

(2023/8/1)

医療データを「クラウドDR」で災害から守る5つのポイント

医療機関が災害に備えて医療データを保護する上で有効な手段となるのが、災害復旧(DR)にクラウドを活用することだ。クラウドベースのDRを導入する際に考えるべき5つのポイントを紹介する。

(2023/3/27)

中小企業の「BCP/DR」 解決すべきはカネの問題だけじゃない

中小企業が大企業と同レベルの事業継続性を実現しようとすれば、当然ながらヒト・モノ・カネの問題にぶつかる。ただし近年はサービスの進化によって、大企業に匹敵する対策も不可能ではなくなっている。

(2023/3/23)

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クラウドストレージ関連の製品解説

DropboxがAI検索強化でライバルと手を組む“深い理由”

Dropboxが、AI搭載検索ツール「Dropbox Dash」に競合サービスとの横断検索を可能にする新機能を追加した。この動きの狙いと、クラウドストレージ業界全体で進む“新戦略”への移行とは。

(2025/5/13)

P R生成AI時代の「コスト、電力、スペース」問題 救世主となるストレージはこれだ

生成AI時代に増え続けるデータをどう効率的かつセキュアに管理するか、環境への配慮をどう進めるかなど、企業が考えるべき課題は山積みだ。こうした状況下で注目を集めるストレージ製品とは。

(2025/1/20)

P R社内に広がるクラウド利用 設定不備をどうすれば防げるのか

クラウドサービスの設定不備は非常に危険だ。社内で利用されている多数のサービスについて設定を定期的に監視できなければ、情報漏えいなどにつながってしまう。どうすれば運用負荷を高めずに監視できるだろうか。

(2024/1/29)

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クラウドストレージ関連の技術解説

クラウドストレージの「予算超過」を招く意外な“落とし穴”とは

企業はクラウドストレージを積極的に採用している一方で、予算超過や想定外の出費が発生していることが、調査レポートから明らかになった。企業はどのような出費に頭を抱えているのか。

(2024/5/31)

「クラウドストレージをやめてオンプレミスに回帰」が賢い選択なのか?

企業の保有データ量が増えることを受けて、クラウドストレージをやめてオンプレミスストレージを使う動きが目立ってくる可能性がある。ストレージの刷新に際して、企業が考えるべきこととは。

(2024/5/15)

“もう限界”の「古き良きストレージ」に代わる選択肢はこれだ

生成AIの開発や学習には、大量のデータが欠かせない。そのために企業は、より低コストで効率的にデータを保管できるストレージを検討するようになった。どのようなストレージなのか。

(2024/5/8)

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クラウドストレージ関連の運用&Tips

「勝手なクラウド契約」を“絶対に許してはいけない”のはなぜ?

クラウドサービスのコストを削減するにはまず、クラウドサービスを必要以上に契約する無駄遣いが生じていないかどうかを確認する必要がある。クラウドサービスの利用方法を見直し、無駄遣いを防ぐ方法を説明する。

(2023/9/28)

「不要なのに利用料金が生じ続けるクラウド」がなくならないのはなぜ?

使わないのに契約したクラウドサービスや「シャドーIT」は、余計なコストを生む原因となる。こうしたクラウドサービスの無駄遣いは、なぜ起こってしまうのか。防ぐ方法とは。

(2023/9/26)

クラウドの“いつの間にか高くなる”「エグレス料金」を全力で抑える3つの方法

クラウドサービスの「エグレス料金」は、予測がしづらく高騰しやすいことが問題だ。ただし幾つかの工夫をすることで、エグレス料金の高騰を防ぐことができる。エグレス料金を節約するための3つの方法を説明する。

(2023/5/1)

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「クラウドストレージ」の主な用途と代表的なサービス

 クラウドベンダーは、仮想化して集約(プール化)したストレージをクラウドストレージとして提供する。クラウドストレージは、ユーザー企業がストレージを利用するための管理コンソールを備える。ストレージ容量は瞬時に拡張・縮小できる。

 ユーザー企業がクラウドストレージに転送したデータの保存先は、クラウドベンダーのストレージプールだ。このストレージプールは、クラウドベンダーのデータセンター内にある複数のストレージシステムで構成される。これらのストレージシステムは、一般的にはクラウドベンダーが運用する複数のデータセンターに分散している。

 クラウドストレージでは、ストレージシステムを運用管理するのはクラウドサービスベンダーの役割だ。ユーザー企業は、クラウドストレージをオンデマンドで利用でき、自社でストレージシステムの購入や管理、運用をする必要がなくなる。

 ユーザー企業は公共料金の支払いと同じように、ストレージの使用量に応じて料金を支払う。データへのアクセスの頻度やクラウドベンダーのデータセンター外に転送するデータ量に応じて、追加の利用料金がかかる場合がある。

代表的なクラウドストレージベンダーは

 主要なクラウドストレージは以下の通りだ。

  • Amazon Web Service(AWS)
    • Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
    • Amazon Glacier
      • アーカイブデータの保管やコールドストレージの用途に適する「Amazon S3 Glacier」など、複数のストレージクラス(ストレージ仕様)がある。
  • Google
    • Cloud Storage
      • アクセス頻度の低いデータの保管に適する「Nearline」など、複数のストレージクラスがある。
  • Microsoft
    • Azure Blob Storage
      • アーカイブデータの保管向けとして、別途「Azure Archive Storage」がある。