導入事例:「クラウドストレージ」活用法をユーザーに聞く

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、クラウドストレージに関する事例の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

クラウドストレージとは? 適した用途やコスト面のメリットを解説

クラウドストレージは、ストレージシステムのクラウドサービスだ。ユーザー企業はクラウドベンダーが運用するストレージシステムにデータを転送し、保管する。インターネットや専用線などの閉域網を通じて利用できる。ストレージ使用量に応じて、月ごとに利用料金が発生するのが一般的だ。(続きはページの末尾にあります)

クラウドストレージ関連の事例

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SaaS利用時に契約内容を詳細に確認していないと、思わぬ落とし穴にはまる可能性がある。契約後に「こんなはずではなかった」と後悔せずに済むように、押さえておきたいチェックポイントを紹介する。

(2023/8/1)

医療データを「クラウドDR」で災害から守る5つのポイント

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(2023/3/27)

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中小企業が大企業と同レベルの事業継続性を実現しようとすれば、当然ながらヒト・モノ・カネの問題にぶつかる。ただし近年はサービスの進化によって、大企業に匹敵する対策も不可能ではなくなっている。

(2023/3/23)

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(2023/3/9)

映画監督が明かす リモートの映像編集を実現した“あのファイル共有”とは

パンデミックが発生して以降、遠隔で共同作業をすることは珍しくなくなった。大容量のファイルを扱う必要のある映画業界は、どのような手法を取り入れたのか。

(2023/1/17)

「テープ」も「クラウド」も使えない 怒りの大学が下した決断とは?

テレワークに移行したことを機に、バックアップシステムを見直した米国の2年制大学MVCC。同校のITインフラの責任者は、ある理由からテープにもクラウドストレージにも不満を持った。最終的に下した決断とは。

(2022/8/3)

「クラウドストレージはエコ」は大きな誤解だった?

環境意識の高まりやエネルギー価格の高騰を背景に、環境に配慮した形でストレージを運用する動きが加速している。どう運用すればよいのか。具体的な方法を紹介する。

(2022/4/21)

「脱クラウド」に公共放送子会社が踏み切った“なるほどの理由”

広告事業のFrance Televisions Publiciteは、バックアップやアーカイブのシステムをクラウドサービスからオンプレミスのインフラに戻した。同社はクラウドサービスに「不便さ」を感じたという。それは何なのか。

(2022/4/20)

料理番組の会社が「Amazon S3」の“5日経過データ”をオンプレミスに戻す理由

America's Test Kitchenは「Amazon S3」とオンプレミスのストレージアプライアンスを併用するデータ保管の仕組みを構築した。導入した製品やその狙いは。

(2021/11/25)

20%のコスト削減に成功したクラウドNAS導入事例

北米やアジアに複数の拠点を擁する建築会社が、ストレージをオンプレミスからクラウドNASに移行。各地からのファイルアクセスとコスト削減に成功した。

(2021/3/9)

Windows 10を危ないOSにしない方法から盗聴まで 新規会員が気になった話題は

「セキュリティ」に関するTechTargetジャパンの「プレミアムコンテンツ」のうち、2019年度にユーザー企業の新規会員の関心を集めたものは何か。ランキングで紹介します。

(2020/4/28)

ひかりTVが「クラウドストレージ」をやめて「オンプレミス」に回帰した理由

映像配信サービス「ひかりTV」を運営するNTTぷららは「Azure Blob Storage」のデータをオンプレミスに移行した。大量のデータをクラウドではなくオンプレミスに置くことを選んだ理由は何だったのか。

(2019/12/26)

Storjによるクラウドストレージの「Uber化」は成功するのか

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(2019/1/11)

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ティム・バーナーズ=リー氏がInruptという企業を立ち上げた。その狙いは、オンラインデータの管理権限をそのユーザー自身に与えること。そのためのプラットフォーム「Solid」とは? 同氏が目指すWebとは?

(2018/12/19)

モバイル端末や印刷に潜むコンプライアンス違反のわな

PCやネットワーク、ファイルサーバにセキュリティポリシーを適切に適用している組織は多いだろう。だが、機密文書や個人情報は意外な所に保存されている可能性がある。

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ソフトウェア保守契約を無検討で更新してはならない

調査の結果、大多数の企業がソフトウェア保守契約を検討せずに更新していることが明らかになった。だがその保守契約から何らかの価値を得ているだろうか。

(2018/11/14)

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(2018/5/28)

既存アプリをSaaSへ移行するには? マルチテナント化への難題

社内アプリケーションをクラウドで利用する手段はさまざまだ。最近注目されているマルチテナント型は、シングルテナント型に比べ、維持管理の面で大きな効果を発揮するという。

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生産管理もクラウドで――日立グループの業務向けクラウドサービス購入サイト

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(2010/11/29)

「クラウドストレージ」の主な用途と代表的なサービス

 クラウドベンダーは、仮想化して集約(プール化)したストレージをクラウドストレージとして提供する。クラウドストレージは、ユーザー企業がストレージを利用するための管理コンソールを備える。ストレージ容量は瞬時に拡張・縮小できる。

 ユーザー企業がクラウドストレージに転送したデータの保存先は、クラウドベンダーのストレージプールだ。このストレージプールは、クラウドベンダーのデータセンター内にある複数のストレージシステムで構成される。これらのストレージシステムは、一般的にはクラウドベンダーが運用する複数のデータセンターに分散している。

 クラウドストレージでは、ストレージシステムを運用管理するのはクラウドサービスベンダーの役割だ。ユーザー企業は、クラウドストレージをオンデマンドで利用でき、自社でストレージシステムの購入や管理、運用をする必要がなくなる。

 ユーザー企業は公共料金の支払いと同じように、ストレージの使用量に応じて料金を支払う。データへのアクセスの頻度やクラウドベンダーのデータセンター外に転送するデータ量に応じて、追加の利用料金がかかる場合がある。

代表的なクラウドストレージベンダーは

 主要なクラウドストレージは以下の通りだ。

  • Amazon Web Service(AWS)
    • Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
    • Amazon Glacier
      • アーカイブデータの保管やコールドストレージの用途に適する「Amazon S3 Glacier」など、複数のストレージクラス(ストレージ仕様)がある。
  • Google
    • Cloud Storage
      • アクセス頻度の低いデータの保管に適する「Nearline」など、複数のストレージクラスがある。
  • Microsoft
    • Azure Blob Storage
      • アーカイブデータの保管向けとして、別途「Azure Archive Storage」がある。