導入事例:「デスクトップ仮想化/VDI/DaaS」活用法をユーザーに聞く

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、事例に関する事例の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

デスクトップ仮想化の仕組み

 デスクトップ仮想化は、クライアントOSを実行するための端末と、そのクライアントOSを使用するための端末を分離する。(続きはページの末尾にあります)

デスクトップ仮想化/VDI/DaaS関連の事例

コロナ市が「VDI」で実現した“PC故障後5分で仕事復帰”の仕組みとは?

コロナ市はデスクトップ仮想化を導入して、IT部門によるサービスの仕方を整えた。具体的にどのような効果を生み出したのか。

(2020/8/26)

IT部門“増員ゼロ”の銀行がVMwareではなくCitrixのVDI製品を使う理由

金融機関のRenasant Bankは買収によって事業拡大を続ける一方、IT部門のスタッフは増員していない。その理由は、Citrix Systemsの仮想化製品の活用にあるという。どう活用しているのか。

(2020/5/1)

大学や自治体が新型コロナウイルス対策に「VDI」を生かす理由

新型コロナウイルスの流行に対処するためのテクノロジーとして重要性が高まっているのが「VDI」だ。シドニー大学や米カリフォルニア州コロナ市の取り組みから、VDIの効果を探る。

(2020/4/14)

セキュリティ業務を自動化するスタバの挑戦

1日に300万件発生する従業員のログイン、コーヒーマシンを含む20万のエンドポイントから収集するデータ。これらのセキュリティ業務を人間が行うのは不可能だ。そこでスターバックスは業務の自動化に取り組んでいる。

(2018/11/30)

VDI環境で3D CADの利用を実現、世界の拠点から活用する日揮の取り組み

エンジニアリング企業の日揮は、3D設計およびシミュレーションに利用する高性能グラフィックスワークステーションを仮想環境に移行し、世界各地から利用できる運用体制を整えた。導入時のエピソードをリポートする。

(2015/12/9)

帰ってきた“ホットデスキング”で、あなたのオフィスが変わる

デスクやPCを必要とする従業員に対して、従業員よりも少ない数でやりくりする「ホットデスキング」。オーバーヘッドコストの削減に役立つが、十分なPCがないと、生産性の問題を引き起こす恐れがある。

(2014/11/4)

業界別に見る デスクトップ仮想化による課題解決

代表的な業界(金融、製造、流通・小売り、社会基盤)におけるデスクトップ仮想化の適用例を解説する。デスクトップ仮想化を自社のビジネス課題に適用するためのヒントとしてほしい。

(2013/10/10)

PCの新規購入なし、モバイル利用も安心――デスクトップ仮想化の効用

複雑なエンドポイント管理というパズルのピースはたくさんある。エンドポイント管理には、スイスアーミーナイフのように万能なアプローチは今のところ見つかっていない。

(2013/8/22)

「VDIなしでは考えられない」米小児病院のデスクトップ仮想化事例

「デスクトップ仮想化インフラ(VDI)が手放せない」というほどVDIのメリットを享受している米小児病院。一体、何がそんなにすごいのか? そして、導入のきっかけとは?

(2013/1/9)

【事例】世界6極をVMwareで統合、要件決めたら“一気に作る”ホンダのIT文化

災害対策とグローバル対応から、VMwareソリューションで共通基盤を整備したホンダ。標準的な仮想化基盤の構築、DR機能の実装、仮想デスクトップ導入の3つを実現した。

(2012/12/13)

【事例】レスポンス悪化やトラブルを解決――資生堂の仮想デスクトップ導入奮闘記

資生堂は販売子会社で仮想デスクトップを大規模に導入した。深刻なトラブルに見舞われながらも、3500台のPCを一括してDaaSに移行。本稿では、その奮闘記をプロジェクト成功のポイントとともにリポートする。

(2012/10/1)

iPadは仮想デスクトップクライアントとして使える? 使えない?

iPadはVDIクライアントとしてデスクトップ端末に取って代わる存在になり得るか。顧客サービスセンターへの導入で成功した事例とともに、残る課題を考えた。

(2012/6/1)

デスクトップ仮想化を推し進めるビジネス部門の存在

従来デスクトップ仮想化は、IT部門のデスクトップ管理とセキュリティ問題を解決する技術として導入が進められてきた。だが最近は、複雑なビジネス問題を解決する手段としてビジネス部門が注目しつつある。

(2011/9/26)

“デスクトップ仮想化に向いていない”企業のVDI導入、苦難と喜びの軌跡

大型電照式看板を数多く手掛ける中小企業、東亜レジン。地方拠点の貧弱な通信環境を改善するため選んだのはデスクトップ仮想化だった。この取り組みの全容が「ITmedia Virtual EXPO 2011」で明らかになる。

(2011/9/1)

日立、「座席ナビ」に専用エディタ機能など運用管理者向け機能強化

日立製作所は、座席表示ソフトウェア「座席ナビ」の機能を強化した。運用管理者向けには、「専用エディタ機能」と「ログ出力機能」をサポートする。

(2010/2/24)

ディザスタリカバリ対策としての仮想化

手ごろなコストで実現できるディザスタリカバリ対策として仮想化を利用する動きが広がっている。VMwareの製品を導入した事例を2つ紹介する。

(2007/10/31)

「VDI」「RDS」「DaaS」の違いは

デスクトップ仮想化の仕組み

VDI

 一般的なデスクトップ仮想化技術である「VDI」(仮想デスクトップインフラ)は、サーバ仮想化技術を基にしている。仮想デスクトップは、ゲストOSとして、サーバOSではなくクライアントOSを搭載した仮想マシン(VM)だ。単一のサーバで複数の仮想デスクトップが稼働する場合、これらの仮想デスクトップはサーバのCPUやメモリなどのリソースを共有する。エンドユーザーはクライアント端末で、リモートデスクトッププロトコル(RDP)などの画面転送プロトコルを利用してして、仮想デスクトップを操作する。

RDS

 オンプレミスインフラでデスクトップ仮想化を実現するには、VDI製品を使うのが一般的だ。ただしデスクトップ仮想化を実現する技術はVDIだけではない。

 Microsoftの「Remote Desktop Services」(RDS:リモートデスクトップサービス)も、オンプレミスインフラのデスクトップ仮想化技術として広く使われている。RDSは1つのサーバがインフラとして機能し、複数のエンドユーザーがサーバOSをクライアントOSのように利用できるようにする。

 RDSの課題は、アプリケーションの仮想化だ。RDSはMicrosoftのサーバOS「Windows Server」でアプリケーションを実行する。ただし「Windows 10」など同社のクライアントOSで実行できるアプリケーションの全てが、Windows Serverで実行できるとは限らない。

DaaS

 クラウドサービスとしてデスクトップ仮想化を利用する手段として「DaaS」(Desktop as a Service)がある。DaaSではユーザー企業はインフラの保守が必要なく、エンドユーザーは必要なときに必要な分だけ仮想デスクトップを利用できる。DaaSは通常、RDPとインターネットを経由して、端末や場所を選ばず利用可能だ。