デスクやPCを必要とする従業員に対して、従業員よりも少ない数でやりくりする「ホットデスキング」。オーバーヘッドコストの削減に役立つが、十分なPCがないと、生産性の問題を引き起こす恐れがある。
「ホットデスキング(Hot Desking)」は、PCの利用台数を従業員の数より少なく抑える手法として行われる。デスクの数も従業員数より少なくする場合もある。
ホットデスキングのルーツは、“ホットラッキング”や“ホットバンキング”と呼ばれる軍隊の慣習にある。当番や当直を終えた兵士が、交代でシフトに出たばかりの兵士のぬくもりの残ったベッドで寝るというものだ。PCが非常に高価だった1980年代に、その発想をヒントにしてホットデスキングが企業に初めて導入された。ユーザーがPCを共有できるようにすれば、コストを削減できるというもくろみだった。だが時がたつにつれて、この手法はすっかり廃れてしまった。PCがコモディティになったからだ。
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