ネットワールドは、PCなどの端末とVMware社の仮想デスクトップインフラストラクチャ上で稼動する個人の仮想マシンの接続を管理する製品「VMconnector」を発売した。
ネットワールドは4月5日、PCなどの端末とVMware社の仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)上で稼動する個人の仮想マシンの接続を管理する製品「VMconnector」を同日より発売したと発表した。本製品は、ソフトウェア開発会社のアイベクスが開発したソリューション。ハードウェアアプライアンスと、仮想アプライアンスの2種類が用意されている。仮想アプライアンスはVMwareに対応した同製品のソフトウェアイメージを起動するだけなので、簡単導入が可能だという。価格は仮想アプライアンスの場合で1ユーザーライセンスあたり9800円(税別)。なお、物理アプライアンスの価格は後日発表。
VDIにより、デスクトップのコンピューティングリソースとデータをITで一元管理したり仮想マシンを統合することで、データセンター全体のリソース使用率を最適化することができるという。また、ユーザーは任意のクライアントを使用してどこからでも完全なデスクトップ環境にアクセスできる。さらに、今回販売開始するVMconnectorを導入することで、ユーザーはIPアドレスなどの詳細な接続情報や知識を持たずに、簡単な操作で「自分のPC」に接続することができる。また、第三者に対するPCアクセスのセキュリティ向上も同時に実現することが可能になるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
VMwareからの移行で新たな価値を得るための“最適な移行先”を探る (2024/11/5)
VMware対策に追われるSIer 課題は「移行先の選定」だけではなかった (2024/7/31)
VDI第三の選択肢は「高い、設計が難しい、コストがかさむ」を解消できるか (2024/3/28)
“VMwareの急変”に苦悩するIT部門をNutanixとOpenShiftが救う理由 (2024/3/21)
オンプレミスを撤廃したい企業に立ちはだかる「移行の壁」、その越え方とは (2024/3/15)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。