日本HPが、シンクライアント製品「HP Compaq t5720 Thin Client」を12%値下げする価格改定を実施した。テレワーク環境への支援を含め、シンクライアントの普及促進を狙う。
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月24日、同社のシンクライアント製品「HP Compaq t5720 Thin Client」の価格改定を実施。12%値下げとなる6万900円(税込)で同日より提供を開始した。本製品は、シンクライアントを用いたクライアントソリューションとして利用されるサーバベースドコンピューティング(SBC)方式、ブレードPC・ブレードワークステーション方式、仮想PC方式、ネットブート方式の4種類すべての方式をサポートしており、ネットブラウジング用の端末としても活用できる。また、ハードディスクドライブだけでなく冷却ファンなどの駆動部品も搭載していないため、低騒音稼働と壊れにくさが大きな特徴となっている。
OSはWindows XP Embeddedを採用し、ユーザーにはWindows XPと変わらぬ操作性を提供。プロセッサにはグラフィック処理機能を実装したAMD Geode NX1500を採用し、従来機では難しかったDVDレベルの映像コンテンツもスムーズに再生できるという。用途に応じてグラフィックカードの追加、拡張も可能だ。日本HPでは今回の価格改定により、テレワーク環境への支援を含め、シンクライアントのより一層の普及を目指すとしている。
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