プロトンが、SWsoftとの代理店契約により、「仮想化/バックアップ統合ソリューション」を発売する。本ソリューションは、仮想化ソフト、バックアップソフト、サーバ、NAS、サーバOS、サポートなどで構成される。
プロトンは5月25日、SWsoftと代理店契約を締結し、SWsoftのOS仮想化ソフト「Virtuozzo」と、プロトンが国内総代理店として販売しているバックアップソフト「Acronis True Image Server」などを組み合わせた「仮想化/バックアップ統合ソリューション」を5月30日より販売開始すると発表した。本ソリューションはこのほか、デュアルコア インテルXeonプロセッサを搭載したNEC製サーバ「Express5800/120Li」、シリアルATA II HDDを搭載したNEC製タワー型NAS「IStorage NS46P」などで構成される。
これにより企業は、業種や業務を問わずにITインフラストラクチャのリソースを最大限に利用でき、効率よくサーバ仮想化環境を構築することが可能になるという。本ソリューションの中核となるVirtuozzoは、1つの物理サーバとOSインスタンス上に仮想環境と呼ばれる独立したパーティションを作成することで、OSそのものを仮想化する。複数の仮想環境が1つのOSカーネルを共有でき、1つのカーネルしか動作しないため、ハードウェアリソースや運用コストが抑えられるという。また、1つの物理サーバ上に数百の仮想環境を作成することも可能なので、物理サーバの数を減らすこともできるとしている。
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