BMCソフトウェア、ITIL導入を促進する新教育プログラム「BSM Activation」を発表NEWS

BMCソフトウェアは、ITILの導入促進を目的に、ITILリーダーとITIL実務者の養成を行う新ITIL教育プログラム「BSM Activation」を発表した。

2008年04月23日 17時59分 公開
[TechTargetジャパン]

 BMCソフトウェアは4月23日、ITILの導入促進を目的に、IT運用の経営的価値を戦略的観点から高める人材育成プログラム「BSM Activation」を発表した。

 同プログラムは、経営的視点を養う「ITILリーダー養成」およびITILファンデーション資格の取得を主眼にした「ITIL実務者養成」の2本立てで構成されている。真に現場のリーダーに成り得る人材を養成することで、本来のITIL導入の目的に対する理解を広めようというものだ。

 同プログラムでは、個人ではなく企業のITIL導入プロジェクトメンバー全員を対象とした受講を推奨しており、全社規模でのITIL導入プロジェクトを効果的に進められるようにするカリキュラムになっている。受講後は、プロジェクトメンバーの組織形成に効果を発揮するとともに、PDCAの円滑な実現によるITオペレーションの改善というITILへの期待に応えたトレーニング内容になっているという。コースの概要は以下の通り。

コース概要

【ITILリーダー育成】
コース名 内容
BSM実践コースI(1日) 戦略構築の概論、SWOT分析、リスク分析、戦略マップ構築、KGI、KPI、各演習
BSM実践コースII(1日) BSM実践コースI参加企業の実務内容に適用する実践ワークショップ

【ITIL実務者育成】
コース名 内容
ITIL V3 Foundationエッセンス(1日) 戦略のITIL V3プロセスへの適用(Service Strategy→Service Design→Service Transition→Service Operation→ Continuous Service Improvement)
Airport Simulation(1日) ITオペレーションは就航を滞りなくサポートし売り上げに貢献できるか? といった空港でのオペレーションを通じ、ITILとBSMの必要性を体感するためのシミュレーションゲーム
ITIL V3 Expertエッセンス(2日) ITILリーダー育成に向けての改善の必要性から、COBITなどさまざまな視点で戦略策定の演習を行う

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